Last Updated on 2021年9月17日 by ぷーやん

PC一つで世界中どこでも仕事ができるのならこんなに素晴らしいことはない
「ノマド」という言葉がいろんなところで耳に入るようになった。
ノマドというのは、英語で「遊牧民」の意味のNOMADという意味である。
遊牧民というのは、一定の場所で生活することなく、様々な場所に移り住む民族のこと。
アラスカやチベット、モンゴルの大自然の中で生活する人達がこれにあたる。
さすがにモンゴル人と同じような生活はできないが、ここでいうノマドとは、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をすることで、新しいワークスタイルを指す言葉だという。
こうした働き方をする人は、ノマドワーカーなどと呼ばれ、情報感度と意識が高い人達の間では大変人気があるそうだ。
誰でも毎日同じ会社に通勤し、同じ仕事をするのはかなり退屈だ。
PC一つでどこでも仕事ができるのならこんなに素晴らしいことはないだろう。
トレーダーはノマド生活をするには最も適している人種
しかし、あなたにはノマドワーカーになれる環境が十分ある。
そう、あなたはPCを駆使して相場と対峙するトレーダーなのだ。
まさにトレーダーというのは、こうしたノマド生活をするには最も適している人種ではないだろうか。
ということで、僕もノマド生活を体験する為に、バンコクへ10日間程住んでみた。
ノマド・トレーダーの1日の生活
朝は8時に起きてシャワーを浴びて相場をチェック。
PCの売買サインに従ってその日の注文を入れたら今日の仕事は全て終了。
所要時間10分だ。
その後朝食を取り、天気が良ければプールで泳ぐ。
泳ぐのに疲れたら、ラウンジでカプチーノを飲みフルーツを食べながら読書をする。
ラウンジの飲み物、フルーツ、ビスケットなどは全て飲み放題、食べ放題だ。
夕食前にはジムで運動し、食後はおしゃれなカフェやバーを散策。
さぞ優雅に見えるかも知れないが、1日わずか6,000円のホテルでの生活である。
生活コスパが抜群でエネルギッシュな街、バンコク
物価が安く、街は東京と変わらないほどスタイリッシュで高級ホテルやブティック、おしゃれなレストランが数多く軒を連ねる。
一方、高級ホテルの周辺には、豊富な果物や、魚、チキンなどの揚げ物を売る屋台が軒を連ね、庶民の活気で賑わう。
シンガポールなどもとてもスタイリッシュで奇麗な街だが、あまりにも街が奇麗すぎて、下町生まれの僕には今一つ馴染めない。
バンコクの街は、大阪のグランフロント大阪や、東京のミッドタウンの周辺に屋台が混在していると言えばわかりやすいだろうか。
何度も行っているバンコクだが、スタイリッシュな街と、アジアのごちゃごちゃ間がミックスした街は、行くたびにいろんな発見があって面白い。
ビジネスホテルの料金で高級ホテルの生活を楽しむ
バンコクでは6000円も出せば、こんな高級ホテルに泊まることができ、日本ではありえないコスパの良さである。
もちろんwi-fiも無料で完備。ハイスピードで、日本の証券会社への注文もまったくストレスがなく、自宅にいてトレードしているのと何ら変わりはない。
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日中はビールを飲みながらまったり。
テロの影響だろうか、人が誰もいない(笑)
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トレードが終わったら筋トレとランニング。日本に住んでいるのと全く同じ生活リズムだが、快適さははるかにこちらの方に軍配が上がる。

どの国に住むのが一番良いか?
将来海外に住んでみたいと考えている人は多いだろう。
そこで問題なのが、はたしてどの国に住むのが一番良いのかということになる。
どの国に住むのが一番良いのかは、人それぞれなので一概にこの国が一番良いということは言えない。
海が好きな人ならハワイが良いかもしれないし、大自然が好きな人ならオーストラリアやニュージランドが良いかもしれない。
自分が気に入ったと思って移り住んだ国でも、全く馴染めずにすぐに後悔する人も多いと聞く。
最初から一つの場所に決めるのは無理があるので、そんな時は、まずその国に1週間程住んでみることだ。
1週間も住めば、だいたいの土地勘や生活感、物価状況などがわかるので、もしその場所が気に入れば、そこがあなたの住むべき場所になる。
日本を脱出してバンコクに移り住んだ僕の弟
僕の弟も、昔からちょくちょくバンコクに短期滞在で遊びに来ていてすっかりこの場所が気に入り、とうとう3年前から移り住んでしまった。
日本にいるときよりも、遥かに快適な暮らしをしているようだ。
BTSの駅から歩いて5分程の距離にある、弟の住んでいるコンドミニアム.
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24時間セキュリティー完備で、玄関にはドアマンもいる。
ラウンジ、会議室、プール、サウナ、ジムも完備され、ほとんどホテル並みだ。
最寄りの駅に着くと、こんなトゥクトゥクで迎えに来てくれ、コンドミニアムの住人とゲストは24時間無料で利用できる。
こんなの日本にあると人気がでるだろうなあ。
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バンコクの生活はめちゃくちゃ快適すぎる
電車に乗っている時もひたすらスマホを弄っている姿はタイ人も日本人とまったく同じ。
タイ語のキーボードが面白かったので画面を写メさせてもらう。
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ホテルの近くの食堂で食べた魚の蒸し物。スズキを煮てライムとパクチーで味付け。一度食べたら病みつきになる旨さ。
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てんこ盛りのミントと一緒に食べるスープが美味しく、ミント好きにはチョーお勧め。
お皿の下には固形燃料ではなく、本物の炭が燃えている。
ゴルフ場も空いていてとても安い。ちなみにプレー代は4,000円ほど。
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なぜかタイでは、こうした日本語のキャッチコピーの入った広告を多く見る。
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丸ごと一羽の北京ダックもわずか1,300円で食べられるという驚き。
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バックパッカーの聖地、カオサンロードはまさにカオス

カオサンロードを歩いていると、コピー商品を売っているお店、マッサージ屋、タトゥー屋、屋台、バックパッカー向けの安宿など、怪しげなムードを存分に味わえる。
なかでも面白かったのは、偽造証明書を作ってくれる店。
エアラインの社員証やプレス向けの取材許可証、日本の免許証などなんでもありである。
僕も記念に一つ作ってみたのがこれ
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う~ん、さすがにCIAとなると嘘くさい。
せめてJALの社員証くらいにしておけばよかった(笑)
庶民の生活の足はバイタク
街では「バイタク」がそこら中に走っている。

バイタクとはバイクタクシーのことで、座席の後ろに客を乗せて走る。
運転手はヘルメットを被っているが、なぜか客はノーヘル。
見知らぬオッサンと体を密着させて後ろに乗る女の子だが、みんな全然平気だ。
バイクの後ろに女の子を載せたいあなた。
バイタクの運ちゃんはいかがだろうか(笑)