Last Updated on 2021年9月17日 by ぷーやん
トレーダーなのでトレード関係の本はよく読むが、それ以外にもジャンルを問わず乱読するのが趣味だ。
乱読が趣味だが、あえて愛読書を選ぶとすれば、僕の場合は「日経新聞」だ。
今回は新聞という読み物について書いてみる。
目次
- 乱読が趣味
- 電子版より紙の新聞が素敵
- 日経225先物をトレードするのに日経新聞はいらない
- 新聞は趣味で愛読書
乱読が趣味
街中で一番好きな場所は本屋さんだ。
アマゾンは確かに便利だが、紙の匂いがしないので、やはり軍配はリアルの書店に上がる。
経済、歴史、ギャンブル、裏社会、社会学、心理学、政治、宗教、科学などぶらっと立ち寄った本屋で目に付いた本があれば、適当に買っておく。
中には文字通り1ページも読まないで「積ん読」という本も沢山ある。
昔は旅関係の本が好きで、沢木幸太郎の「深夜特急」を読んだ時など、すっかり感化されてしまい、バックパッカーで同じように世界一周しようと計画したこともある。
電子版より紙の新聞が素敵
乱読が趣味だが、あえて愛読書を選ぶとすれば、僕の場合は「日経新聞」だ。
それもPCやタブレッドで読む電子版ではなく、紙の新聞である。
毎朝郵便ポストを開けて新聞を取り、朝ご飯を食べながらゆっくり新聞を読む。
至福の時間である。
日経225先物をトレードするのに日経新聞はいらない
過去ブログでは、日経225先物をトレードするのに、日経新聞など読む必要はないとほざいているが、トレード情報の役に立てると思うのであれば、日経新聞は不要だ。
日経新聞を穴が開くほど読んだとしても、残念ながら225先物のトレードでは何の意味もなさない。
それどころか、いい加減な記事に影響され、「NY大暴落!米中貿易摩擦が再燃。日本市場への影響は必至!」などの紙面が1面で掲載されようものなら、その日に買いポジションを持つ物好きな人はいないだろう。
新聞の後追い記事ばかり読んでいちいち反応していたら、まずマーケットで勝つことは不可能だ。
マーケットで勝つにはマーケットの価格のひずみを取ることで儲けることができるので、自分が他の人と同じくひずみを作る原因になっている限り、勝てるはずがないのである。
新聞は趣味で愛読書
ではなぜ、相場で役に立たない新聞を僕は愛読するのか?
僕の場合は、新聞からトレード情報を取りたいのではなく、単純に毎日読む愛読書として読んでいる。
以前は電子版を読んでいたが、PCやタブレッドに表示できる面積は限られており、気になったり興味のある記事だけをピンポイントでしか読まなくなった。
いつしかディスプレイに隠れているその他大勢の情報に触れることが無くなってしまった。
これならスマホで適当にニュースまとめのアプリでも読んでいるのと同じで、しかもこちらは無料である。
新聞の電子版をわざわざ4,000円前後も毎月支払って、ピンポイントで読むのはあまりにもコスパが悪い。
その点、紙の新聞なら目いっぱい紙面を広げられ、新刊の書籍や商品の広告などが勝手に目に飛び込んでくるし、ながら読みすることで、自分に気が付かない情報も偶然得られることも多い。
もちろん新聞記事のすべてが役に立つことはなく、特に相場関連の記事については、いい加減な解釈や分析も多く、相場などやったこともないような評論家のクソの役にも立たないような記事も多い。
「また適当なこと言うとるなあー」と突っ込みどころ満載な記事も多いが、それらを含めて僕の愛読書になっている。
気になる記事があれば、ハサミで切り取ってPCの画面に張り付けておくという、今では絶滅したかのような行為も僕にとっては楽しみの一つになっている。
朝ご飯を食べながら、お箸とハサミを握りしめ、今朝も楽しく日経新聞を食卓テーブルに一杯広げている。
今の若い人にはとても理解できないおっさんの行動であろうことは間違いない。
しかしあえて言おう。
紙の新聞不要論は多いが、せめて僕が死ぬまでは新聞配達してください!
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