シンデレラエクスプレスという新幹線を知っていますか?

クリスマスはすでに過ぎてしまったが、思い出す懐かしいCMのひとつに、JR東海が制作した「クリスマス・エクスプレス」がある。

国鉄からJRに代わり、国鉄時代には考えられなかったおしゃれなCMがJR東海からオンエアされた時は、とても驚いた。

国鉄からJRになり新幹線はシンデレラの馬車になった

「こくてつ」って何?という若い人は多いだろうが、日本の鉄道はJRではなく、日本国有鉄道という国有会社だったのだ。

国有会社というのは、頑張っても頑張らなくても給料はたいして変わらないので、サービスは最低レベルだし、効率化から一番遠いところにある会社なので、毎年赤字の垂れ流しだった。

そんな国鉄がJRという民間会社に代わったとたん、同じ新幹線が「クリスマス・エクスプレス」に代わるのである。

この時こそ、民間の力を思い知ったことはなかった。

CMのバックには、すっかりクリスマスの定番ソングになった山下達郎のクリスマスイブ。

山下達郎のクリスマス・イブを聴くと、当時の事をふっと想い出す方も多いだろう。

シンデレラエクスプレスという新幹線を知っていますか?

最終出発時刻の21時、シンデレラが舞踏会に行くための魔法が解ける時間。

離れ離れに暮らす恋人たちが週末に出会い、再び別れていく日曜日の夜の新幹線ホームで繰り広げられる恋のドラマである。

最終の新幹線のホームで再び別れる姿は今でも見られ、各車両の出入口毎に1組のカップルという状況も珍しくない。

社会人になりたての頃、僕も最終の新幹線には何度も乗ったことがあり、当時のいろんな思い出が溢れてくる。

東京行きの最終の新幹線

ある日の東京行きの最終の新幹線。

僕の隣の席で、一生懸命、窓越しに手を振っている女性がいた。

窓の向こうのホームには、今にも泣きそうな顔をしながら周りを全然見ずに、彼女のことをずっと見て手を振っている彼氏がいた。

僕の隣の席の女性は、出発してからもずっとハンカチに顔をうずめて泣いていた。

そんなとても切ない光景を思い出す。

トキメキや寂しさ、喜び、不安、失望、希望..

いろんな感情をたくさん抱いて多くの人が 車窓を眺めている。

今のご時世は、あまにも合理的で自分の満足しか考えない恋愛が多いような気がする。

当時の遠距離恋愛は、今の様に手軽にメールなんてできない時代で、全て自筆の正真正銘の手紙だった。

お互いの事を真剣に話したり悩んだり、一緒に答えをさがしたり、そんなアナログな恋と巡り会えた時代は、今思えばとても素敵なことだった。

いろんな出会いや出来事がいっぱい詰まっている新幹線。

あなたも青春時代には、奥さんや旦那さんには決して話せないような淡いセピア色の想い出があるのではないだろうか

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