Last Updated on 2020年2月3日 by ぷーやん
世界中の中央銀行の金融緩和ラッシュで、世界的にお金がダブついている。
株や先物などのリスクが高いものは避けて、債券や不動産への資金の流れが加速し、特に不動産においては、ニューヨークやロンドン、シンガポールなどの不動産価格が高騰しすぎて、利回りが極端に低くなっている。
東京の不動産の利回りが世界で一番高くなった
ちなみに世界主要都市のオフィスの利回りは、 ニューヨーク2.3%、上海2.3%、シンガポール1.8% 。
一方、東京は2.8%と世界の主要都市に比べれば利回りが高く、東京のオフィスは海外投資家からみたらとても魅力的なのだそうだ。
えー、たった2.8%で魅力的なの?と腰を抜かしそうになるが、大きなお金を運用するということは、とにかく1にも2にもリスクを避けることが優先なのだ。
リスクが低いとリターンも低いのは投資の世界では当たり前だが、世界中のお金はリスクの低い領域で、一番リターンの高い投資商品を血眼になって探している。
わずか0.1%でもリスクが低くてリターンが見込めるのであれば、一気にお金が流れ込む構造はここ数年顕著に表れ、逆に少しでもリスクのあるところへはお金は全然流れなくなった。
ガンガン上昇する東京の不動産
確かに東京の不動産はどんどん上がっているんだよね。
どうせオリンピックが終わったら不動産価格も萎んでしまうとか何とか言われているけど、世界中の金あまり現象を見ていたら、まだまだ東京の不動産は上がりそうな気もするが。
こちらは、日本の代表的なリートETFの値動き
iシェアーズ・コア Jリート ETF
↓
こんなチャートを見たって、これから上がるか下がるかなんてわからんけど、人のお金を沢山預かっている人は、こんなのガンガン買うんだろうね。これしかないっていう感じで・・・
うーん、お金というのは余っているところには腐るほど余っているんだなー。
0.1%でもこっちに回してくれれば、東京のオフィスに投資するよりもびっくりするくらい利息を付けて運用してあげるのになあ。
機関投資家の人がこのブログを読んでいるとは思えないが、もし気になるようでしたらご相談ください(笑)
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