Last Updated on 2020年2月14日 by ぷーやん

クラウドファンディングって、新しいものを作ったり、新しいサービスを始めたりしたい時に、共感する仲間からお金を出してもらい、集めたお金で商品やサービスを完成させて、仲間に還元するみたいなイメージだった。
夢と希望を持った人をみんなで応援して、一緒に盛り上がっていくみたいな・・
しかし最近はクラウドファンディングといっても、個人投資家が高利回り目当てで集まるファンドの場になってきているようだ。
日経の記事によると、クラウドファンディングに個人マネーが群がっているようで、こんなことになっているとは全然知らなかった。
投資案件は、太陽光発電、不動産、マイクロファイナンス、未公開株など多岐に渡り、なかなか魅力的な利回りである。
一見、年利7%程度の案件がズラリと並んでいるが、こうした数字に魅了されて、個人マネーが集まるのだろう。
以下は代表的な融資型のクラウドファンディング
クラウドバンク
SBIレンディング
クラウドクレジット
オーナーズブック
銀行にタダでお金を寝かしておくことを考えれば、クラウドファンディングが提供する数字を見れば誰でも飛びつきたくなるのも無理はない。
金額も少額からエントリーできるので、気軽に高利回りが期待できる。
反面、それぞれの案件のリスクがかなり見えにくい印象で、その辺の具体的な数字を探しても見当たらないものが多いのはどうしたものかと。
太陽光関連などは、買取価格がどんどん下がる中、「今さら太陽光かー」、という感じだし、不動産案件なども年利7%など本当に実現するのかかなり怪しい感じもする。
そんな良い物件ならプロの間でとうの昔に抑えているだろうし、なんだかゴミのような物件をあてがわれている気がしないでもない。
そんな中で、面白いと思ったのはスタートアップに投資するクラウトファンドのFUNDINNO
若い人が斬新なアイデアでとてもユニークなビジネスモデルを構築し、一所懸命に動画でプレゼンしている。
事業の将来性や収益性は全く未知だが、「へえー、こんなアイデアがあるのか、なるほどねえ、ふむふむ・・」などと、今のスタートアップの現状を垣間見ることができてとても面白い。
なかには、「運び屋」といって、海外旅行するときに、渡航先の現地の人から頼まれた商品をスーツケースに入れて持っていき、到着したら空港で引き渡すという、まさに「運び屋」のようなことをビジネスモデルにしている会社もある。
ベトナムなどの国では、海外から購入した商品が到着するまでに1週間から長くて数カ月かかるケースもあるというから、そこに目を付けて、旅行者のスーツケースに忍ばせることで、最短1日で届けることができるという発想がユニークだ。
社会経験が増えるほど経験値も上がるが、 逆にそれが邪魔をして、僕たちおっさんの発想はつまらないビジネスモデルになりがちだ。
重箱の隅を突くようなデメリットなど目もくれず、指摘されても「何すか、それ?」みたいなノリでどんどんチャレンジする姿には感動すら覚える。
法的にヤバい商品の扱いをどうするかなど、いろいろとクリアしなければいけないハードルもあるだろうが、頑張ってもらいたいなあ。
あなたも気に入ったスタートアップがあれば、応援してみればいかがだろうか
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
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