Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

コロナは実店舗からの売り上げを奪い、代わってオンラインストアは絶好調というまさに天と地に分かれた小売り業界。
ショッピングモールの銘柄を空売りする「モール・ショート」がお祭り騒ぎ
アメリカのヘッジファンドでは、「モール・ショート」という空売りがちょっとしたお祭りになっているようだ。
モール・ショートとは、コロナで店舗の閉鎖が見込まれる小売銘柄を狙い撃ちして空売りすることを言い、いわば人の不幸に乗っかって利益を得ようとする行為である。
もともと、コロナ前から実店舗はオンラインショップに売り上げを食われていたが、コロナが更に火に油を注ぐことになった。
こうした株価の下落を狙った空売りで有名なのが、リーマンショックでCDSを空売りして巨額の富を手にしたファンドで、マネー・ショートという映画にもなったので覚えている方もいるだろう。
このままでは小売り企業の倒産がどんどん増える
こうした小売業の先行きを悲観して空売りする動きは、日本でもこれから増えていくことになるだろう。
あなたのご近所にショッピングモールがあれば一度覗いてみよう。
おそらくほとんどのお店には客があまりいないだろうが、その中でも特にしーんと静まり返っている店舗があれば、それは典型的な空売り銘柄の標的になる。
アメリカでは、JCぺニーズ、ブルックスブラザーズなど、コロナで倒産した小売り企業は40社を超し、この動きはもはや止めようがないところまで来ている。
もうそろそろコロナを異常に怖がらずに気楽にショッピングを楽しむようにならないと、このままではお気に入りのお店がすべてなくなってしまう。
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