Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
日銀の株価がなんとジェットコースター状態で、ビットコインのような値動きでストップ高とストップ安を繰り返している。
理由は何だかよくわからないが、がっつり保有しているETF株の含み益が凄いことになっているとかもあるんだろうか、もの好きな投資家が日銀株をゲーム感覚で売買しているようだ。
もともと日銀株というのは取引が成立しない日もあり、流動性が低い銘柄だが、一応ジャスダックに上場しているので、誰でも買うことができる。
明治14年に、三井銀行の為替方が廃止され、新たに創設された日本銀行。
国の重要文化財にも指定されている本館は、明治時代の近代洋風建築を代表する建物で、上空から見ると『円』に見えることで有名だ。
日本銀行は、政府から独立した法人だが、公的資本と民間資本により存立している。
資本金は1億円で、政府が55%、残り45%が民間資本だ。
日銀の本館では、地下金庫や旧営業場なども無料で見学することができるので、重要文化財の重厚な建物に囲まれて、日本の金融の歴史を感じるのもいいかもしれない。
海外には日本の銀行のあるところは、日銀の事務所があり、情報収集や経済分析にさぞかし大変だと思いきや、そこでは、日本の銀行の海外支店に接待されるのが日常化しているという。
日銀の事務所の所長以下、お歴々を接待するのが、日本の銀行の海外支店の役割となっているのだ。
中でも日銀のニューヨーク事務所は、エリートコースになっているが、口の悪い行員は、「あれは接待されて日本食を食っているだけだ」と言い切る。
海外事務所の役割は、一応、「海外経済の動向をきちんとウォッチして」となっているが、そんなことはわかるわけがないし、日本の新聞を読めば書いてあると、うそぶく。
恐るべし日本銀行。
最近では、日本銀行員を装い、預金口座が危険にさらされているので口座を凍結するなどと言って、言葉巧みに取引のある金融機関名、口座番号、暗証番号を聞き出そうとする事件が発生しているという。
普通に考えたら、日本銀行の行員が、一般庶民に電話や訪問でそんなことを聞くこと自体がありえないと想うのだが、世の中には「日本銀行」と聞くだけで、すっかり騙される人が多いのだろう。
どんなに酷い事を裏でしていても、「銀行」というネームバリューは、表向きは今だに絶大だ。
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