Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
しかし運用会社というのはいろいろと考えるものである。
運用会社が発行するETFは数多くあるが、なんとSNSでバズった株に投資するというETFが新たに誕生した。
このETFは、「ヴァンエック・ベクターズ・ソーシャル・センチメントETF」で、4日米株式市場に上場した。
ティッカー(日本の銘柄コード)は「BUZZ(バズ)」で、バズ・ホールディングスの作成する指数に連動するよう設計されている。
指数の中身はツイッターやレディットなどの書き込みで話題の銘柄から選び、時価総額50億ドル以上で、話題ランキングの上位75銘柄を組み入れる。
組み入れ比率トップはオンラインカジノの米ドラフトキングスというから、かなり異質なETFであろう。
ただ問題が一つある。
このバズ社には有名ブロガーでデイトレーダーでもある人物が株主として参画していて、この男がSNSを使って自分に都合の良い銘柄を宣伝し、そのままETFに組み込むことも可能になる。
これはかなり黒に近いグレーな運用会社にも見えるのだが、はたしてどうなることやら。
ちなみにこのETFは上場から注目を集め、値動きが狂ったように激しいので、もうすっかりカジノ気分ではある。
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