Last Updated on 2022年2月2日 by ぷーやん

相場を1週間の区切りで考えた場合、そこには何かしらのアノマリーが存在する。
例えば取引時間中と、それ以外の時間とでは値動きに特徴があることは何となく体験からわかるが、実際にどんな傾向があるのかを調べて、その値動きを最適化すると、極めて重要な傾向を知ることができる。
ここではマザーズ先物の1週間の値動きを調べてみる。
結論から言うと、このマーケットは以下のようにポジションをドテンすると儲かる確率が高くなる。
月曜日の寄り付きで売り、大引けで買いのドテンをする。
木曜日の寄り付きで売りのドテンをする。
この1週間のサイクルを単純に繰り返した結果がこうなる。
↓

つまり、マザーズは月曜日の取引終了後から上昇を始め、木曜の取引開始から月曜の取引開始にかけて下落する傾向があるということだ。
何故こういう動きになるのかの説明は難しいが、マザーズ銘柄を取引している人は、こういうアノマリーがあることは、知っておくととても役に立つのではないだろうか?
2016年の上場から現在まで続いている傾向で、今後の動きが気になるが、このまましばらくこの傾向が続く可能性は高い。
一般的な個人投資家は、時間のある週末にゆっくりとマーケット分析をして、1週間上昇している値動きを見て、「よし、週明けの月曜日に早速買ってみよう」と、月曜の寄り付きに買い注文を入れる。
しかし買った瞬間から株価はどんどん下落していく。
1日中スマホ画面を見ながら、下落していく株価にメンタルがヤラレ、我慢できなくなり、結局その日の大引けで損切りをする。
その後、大引けからどんどん上昇していく株価を指を加えて眺め、さらにメンタルが辛くなる。
こうした経験があなたにはないだろうか?
まさにこのアノマリーを知っていれば、こうした投資行動を取ることは避けられたであろう・・
相場の未来は誰にもわからないが、少なくとも「やってはいけない」という方向性は過去の値動きを調べることでわかるはずである。
こうした分析をしているとつくづく思うことがある。
本当にマーケットはランダムウォークしているんだろうか?
しているわけないじゃんか・・
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