離職率が凄すぎる生保の営業社員とコロナ給付金の関係

離職率が凄すぎる生保の営業社員とコロナ給付金の関係

生命保険会社にお勤めの方はご存じだと思うが、生保の営業職員は2年以内になんと6割が退職するという極めて離職率の高い職種だという事実が、日経の生保主要8社への調査で明らかになった。

生保業界では2年で6割もの社員が辞めることを前提に、最初から大量に社員を採用するという生保業界独特の採用スタイルになっているという。

なぜこんなに突出して離職率が高いかというと、保険契約に応じて給与が激変するという営業職の雇用形態によるものだ。

営業職は契約に見合った給与しか支給されないので、契約が取れないと給与はどんどん下がっていく。

契約が取れない月が続けば、給与もどんどん下がるので、社員であるにも関わらず給与で生活ができないという恐ろしい事態になるのだ。

これでは辞める人が多いのもうなずける。

保険の契約と言っても、誰でもガンガン取れるわけではなく、ノルマ達成の為にはどうしても家族や親戚などに無理やり契約してもらってなんとか数字を上げるというパターンになってしまう。

親、兄弟、親戚、友人、知人等、自分と繋がりのある人達を一通り当たれば、もうあとは弾は残されておらず、結局のところ人間関係の枯渇による契約数の減少が仕事の辞め時となるのである。

会社はこういう営業職員の事情を知らないはずがなく、大量に社員を採用する最大の理由は、最初から社員の身内らの契約を当て込み、一人残らず契約させて、搾り取れるだけ搾り取り、これ以上搾り取る事ができなくなるとその社員をお払い箱にするということではないのか。

生保業界とは社員を使い捨てにする誠に恐ろしい業界だと言わざるをえない。

そんな生保業界にコロナが襲いかかった。

生保の営業というのは、戦後一貫して対面営業が基本だ。

コロナで対面ができない生保業界は、対面営業を自粛せざるをえず、それに伴って社員に給与保証をすることになった。

しかしこの給与保証のお陰で、今までならとっくの昔に契約が取れずに会社を去っていた営業職員が辞めることなく会社にしがみ付くという、とんだ副産物を産んだ。

そして給与保証が切れると同時に、今度は急減していた契約ががっつり増えたという。

つまり営業社員は、給与保証中は契約を取っても取らなくても関係ないので、その間は案件を隠し持っていて、給与保証が切れたと同時に契約を取るという、いかにもサラリーマン根性丸出しの行動に出たのである。

まあ、歩合で生きていかないといけない社員にとっては、ごく当たり前の行動ではあろう。

つくづく大変な業界だと思った・・・

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