銀価格の高騰で銀歯の治療をすると歯科医は大赤字になる

Last Updated on 2021年5月7日 by ぷーやん

相場は日々値動きがあり、上がったり下がったりするが、貴金属の相場の変動を日常生活において普段あまり気にする人などいないだろう。

しかし今、銀相場の高騰で町の歯医者さんが大変なことになっているという。

歯の治療には銀歯が必要だが、銀相場は現在かなり高値圏にある。

しかし国が決める治療費は銀相場が高騰しているにも関わらず据え置かれ、銀歯の仕入れ価格が治療費を大きく上回っている状態が続いている。

銀相場のチャート

歯医者さんでは、治療をすればするほど赤字になり、やっていられない状態が続いているという。

現在の歯医者が仕入れる銀歯の価格と、国が決める価格とでは2割程度の差額が発生し、その差額分を歯医者がかぶっている状態になっている。

貴金属相場である、金、銀、銅などは、投機マネーがガンガン入っているので、価格の乱高下が激しく、国が算出期間から決める治療費の計算は、とうてい動きの激しい相場についていけず、こうした大きな価格差が発生する。

銀歯をいくら治療しても赤字になるのであれば、歯医者はもっと儲かる治療ばかりを押し付けることになるだろう。

ちょうど銀歯の詰めたところが欠けたので、「そろそろ歯医者に行かないとなー」と思っていた矢先に、こんなニュースを見てしまった。

「先生、僕は銀歯の治療をお願いしたいので、ぼったくりの治療はお願いだからやめてね」

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