Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
米軍の撤退と同時にタリバンがアフガニスタンを制圧し、この国はカオスになった。
バイデンは米軍が撤退しても30万人のアフガニスタンの政府軍がいるので、7万人程度のタリバンなど全く問題にならないと豪語していたが、蓋を開けてみると米軍の撤退を発表した瞬間に政府軍は簡単にタリバンの前にひれ伏せてしまった。
実は30万人いるとされる政府軍の実態を調べるとトンデモ無い事が発覚する。
政府軍の組織はそもそも汚職にまみれ、兵士の給料を横領するわ、兵士は入隊してもすぐに脱走するわ、挙句の果ては30万人とされる兵力も実はかなりの数が水増しされた幽霊兵だと言われている。
嗚呼、バイデンおじいちゃん、ホントにうわべだけで何も理解していないおじいちゃん。
米軍は大量の最新兵器を政府軍にタダで提供していたが、このようなやる気のない政府軍の体たらくで、米軍からもらった兵器はかなりの量をタリバンに奪われたという情報もある。
これじゃタリバンに勝てるはずもなく制圧されるのも当然であろう。
こうしたカオス状態になった国の通貨は当然どんどんやばくなるのは当然だ。
アフガニスタンの通貨は、アフガニスタン・アフガニという事は初めて知ったが、アフガニはタリバン制圧後、このように大暴落している。(日経新聞より)
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この先どうなるのかはわからないが、内政状態を見る限りはアフガニはもはや法定通貨としての機能を失う恐れもある。
自国通貨を捨ててビットコインなどを法定通貨にした南米の国もあったが、同様の事が起こるのだろうか。
カオスの国と言えば、軍がクーデーターを起こしたミャンマーもそうである。
ただでさえコロナが蔓延し医療崩壊を起こしているのに、これに軍のクーデーターが追い打ちをかけ、この国も危機的状況にある。
ミャンマーの通貨は「チャット」で、僕が初めてミャンマーに行った時、0が延々と続くチャット通貨を眺めて、頭の中で日本円に換算するのが大変だった記憶がある。
チャットの直近1年の値動きはこのようにどんどん下がっている
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アフガニスタン・アフガと同様に、こちらも通貨の価値がどんどん失われ、1年間と比べてすでに20%もの暴落だ。
中国共産党はミャンマーの軍事政権を強力に後押しし、影響が益々強くなっていると言われているが、アウンサンスー・チーはもう闇の中へ葬られてしまった感がある。
先進国は経済対策でお金をじゃんじゃんバラマキ通貨の価値を下げ続け、途上国はテロリストや中国の手下に下り、これまた通貨の価値を下げ続けている。
世界中の通貨の価値が下がり続け、一体お金の価値はどうなってしまうのだろうか?
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