Last Updated on 2023年6月13日 by ぷーやん
株や先物の短期売買は、圧倒的に逆張りが有利だ。
超簡単に行ってしまえば、今日相場が上がれば明日は下がるし、今日下がれば明日は上がる。
これを長期間続けると最終的には誰でも勝てる。
と聞くと、ホンマかいな?と言われそうだが、日本株であれ米国株であれ、ほとんどのマーケットは短期売買では逆張りすると勝てるような構造になっている。
今後の事はわからないが、今までは少なくともそういう傾向であったのだ。
だから必然的に僕の短期売買の手法も逆張りがメインであったし、実際に長期間に渡りワークしている。
ただこれほど有利な逆張りでも、大きなデメリットがある。
それはマーケットが一本調子で上昇を続けたり、下落を続ける相場に遭遇した場合、大きな負けを覚悟しなければならないことである。
大きな、本当に大きなドローダウンにはまり込むと、大抵の人はトレードを続けるメンタルが無く、途中でゲームオーバーとなる。
これは逆張りの宿命とも言われるところで、ここを乗り換えるメンタルが無いと最終的に勝利することはできなくなる。
リーマンショック、コロナショックなどを経験した我々は、今後、マーケットが再び大きな暴落に見舞われることはおそらく容易に想像できる。
もしかしたらそれが来週から起こるかもしれない。
投資信託を積立で買っている人にとっては、マーケットの暴落は悪夢でしかないが、一方、暴落でも損失を最低限に抑え込み、逆に利益さえ叩き出してしまう方法が、順張りの手法である。
順張りはマーケットのトレンド方向へ素直にポジションを取るので、上昇トレンドだと買いポジション、下落トレンドだと空売りのポジションを取ることになる。
この方法だと結局、マーケットが上がろうが下がろうが利益を出すことができるので、相場を予想するという当たり前の事が必要なくなるのだ。
例を挙げよう。
昨年2020年の年初からコロナショックが襲った暴落相場までの期間において、順張りトレードがどれほど有効であったのかを示すグラフである。
青のラインが日経平均の株価の動きで、オレンジが順張りで仕掛けたポジションの収支の推移を表している。
つまり相場はガンガン下げている間は、空売りのポジションを持っているので、マーケットの影響を全く受けないどころか、最終的にはきっちりと利益を出している。
この暴落時における安定度こそが順張りの魅力であり、数ある投資手法の中でも王道と言われる所以である。
米国株が絶頂を迎え、バブル崩壊の匂いがプンプンする今でこそ、暴落が来ても良いような順張りの手法としてスイングトレードのような手法は特におすすめである。
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
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