【株式投資】ブランド品を売る「転売ヤー」という人達


「転売ヤー」という言葉はあなたも聞いたことがあると思うが、恥ずかしながら僕は最近この言葉を知った。

wikipediaで調べてみると、

主に数量が限定されるなどの入手困難な商品を転売目的で購入(個人ないしアルバイト等で雇われた複数人)し、インターネットオークション等のインターネットを介し高値で販売し、発送することを生業・趣味とした一般個人を指す。ただし、株、債権、通貨(暗号通貨を含む)、土地、不動産、金、銀、銅、プラチナ、原油、穀物などの売買を行う個人についてはこの語では呼ばれない。

とある。

つまり、レアな商品を高く売って利益を得る人の事だ。

そして、株、債券、通貨や不動産などで利益を得ている人は「転売ヤー」とは呼ばれないとある。

しかしよく考えてみると、経済行為というのは仕入れた値段よりも高く売ることで成り立つのであり、対象がモノであれサービスであれ、基本的にはみんな「転売ヤー」ではないのだろうか。

ただネットで仕入れから販売までPCの前に座っているだけで完結してしまう時代になり、こうした行為が何か特別でインチキ臭いような印象を与えてしまっているような気がする。

でも世の中はみんな転売ヤーで成り立っている。

あなたも、そして僕も、みんな転売ヤーであると言ったら、怒られるかもしれないが・・・

僕が生業としている相場の世界でも、「安く買って高く売る」、という行為は転売ヤーと同じだし、不動産屋も転売屋ヤー、株や債券やM&Aを手掛けるゴールドマンサックスのような投資銀行も、やっていることは転売ヤーなのだ。

コロナ禍の中、ネット通販の売り上げが記録的に伸びており、この風に乗ろうと多くの人が副業に転売ヤーを始めている。

なかでもBUYMAは、海外ブランド品に特化した通販サイトで、在庫を持たずにモノが売れるという事で大変な人気らしい。

売り方はシンプルで、自分が売れると思った海外ブランドのバッグやアパレルの写真をBUYMAのサイトに掲載して、お客さんから注文が来てから商品を仕入れて売るという、全く初期投資を必要としないビジネスモデルだ。

海外ブランド品というのは、昔から内外価格差の大きい典型的な商品で、昔は海外の店舗まで買い付けする必要があったが、今ではネットを使えば日本に居ながらでも海外サイトから購入できる時代。

最近は日本への発送を行わないブランドが増えているというが、代わりに現地の日本人が買い物代行というサービスを手掛け、買い物代行の依頼を受けた人は、現地の店舗に出向き商品を購入して日本に送ってくれるという。

そしてこの買い物代行をしてくれる人も、ネットで簡単に募集できてしまう。

まさにネット時代が生んだビジネスモデルでもあるが、参入障壁が低いためにかなりのレッドオーシャンで、競争も凄まじいと聞く

海外ブランドの内外価格差がどれくらいあるのか少し見てみよう。

例えばエルメスの同じバッグをフランスと日本のサイトで比較した場合はこうなる

フランスのエルメス

4,050ユーロ(130円×4050=526,500円)



日本のエルメス
724,900円


フランスでは526,500円のバッグが日本では724,900円で売られている。

その差は約20万円!

日欧EPAが発効しアパレルなどの関税は即時撤廃されたが、バッグなどは段階的に撤廃されるので、今の時点ではおそらく10~15%程度の関税がかかる。

仮に海外旅行でフランスに行ったときに、現地のエルメスのお店でこのバッグを買い、日本に持ち込むときの関税(526,500×60%×15%=47,385円)を払ったとしても、15万円は安く買えることになる。

ただこれをビジネスにする場合、毎回買い付けの度にフランスまで行けないので、現地のバイヤーにお願いすることになるが、買い物代行料やら送料やら関税などの諸々のコストを入れたら最終的にどのくらいの儲けになるのかは一概には言えないが、結構これはこれで大変なビジネスであろう。

前回のロレックスの記事でも書いたが、ブランドというのは希少価値が最大の売りで、単純に値段を比較して安いから買うと言う世界でもないようだ。

ロレックスの価格が沸騰しバブル状態になっている

日本には売っていないブランドなら、値段度外視で買いたいというお客さんが沢山いるのがこの世界。

ブランドの流行に詳しい人なら、趣味と実益も兼ねてビジネスができるんじゃないだろうか。

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