【積立投資】全世界株に分散投資するETFよりも、日経平均連動のETFの方がパフォーマンスが良いという驚愕の事実

Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん


積立投資においては、分散すればするほど安定した運用ができるので、全世界の主要な株式に分散投資するのがベストだと考えて、全世界株の分散投信などに積立投資している人は多いと思う。

パフォーマンス的に言えば、S&P500やナスダック100などの投信に積立する方が成績が良いのだが、それでもとにかく多くの銘柄に分散して運用を安定させたいと思い、全世界株に分散した投信を選ぶ投資家が多いのだろう。

僕も初心者が貯金ゼロから投資を始めるなら、とにかく王道の3つの投信から選べばいいのではと思っている。

「貯金が0」の人はまずは積立投資から始めて、儲かる積立投信が一目でわかる魔法の数字を利用しよう。


積立投信と言えば米国中心になり、全世界株も日本株を除外したものが人気になっているが、日本の指数連動の投信はどのくらいの成績なのだろうと思い、比較してみることにした。

日経平均連動型のインデックスは、S&P500などと比較すると、草野球とメジャーリーグくらいのレベルの差があると言われ、とてもじゃないが日経平均連動の投信は太刀打ちできないと思われている。

そこで僕が検証してみたところ、S&P500にはさすがにかなわないが、全世界株分散の投信と比較した場合、日経平均連動型の投信の方が逆に成績が良かったという驚きの結果になった。

こちらは全世界株分散型のETFの残高推移
2010年~2021年12月


元本に対する利回りは+60.8%。
積立残高(オレンジ)をトータル残高が一時的に割り込んでいる時期がある。

一方、こちらは日経平均連動型
2010年~2021年12月

元本に対する利回りは+86.2%。
直近においては積立元本割れしている時期はなく、なかなか順調に資産が増えている。

積立投資において投信を比較する場合は、「元本に対する利回り」と「リターンとリスク比」を比較するのが一番早い。

この数字を比較すると
全世界株分散 1.9 利回り+60.8%
日経平均連動 2.8 利回り+86.2%

「利回り」と「リスク・リターン比」ともに、圧倒的に日経平均連動型の方が優れているという驚きの結果になった。

全世界の1万社に分散しているのを売りにしている投信もあるが、リスクとリターンのバランスで見た場合は、明らかに日本のわずか225銘柄に連動しているだけの投信の方が優れているのである。

かと言って全世界分散型がダメだと言ってるわけではもちろんないし、全世界分散型の方がメンタルが安定して投資できるならば問題はない。

ただリスクとリターンのバランスから言えば、ダメだダメだと言われている日本のインデックスもなかなかやるではないかというところだ。

何でもちゃんと調べると、いろいろと新しい発見があるものだ


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