Last Updated on 2022年4月7日 by ぷーやん

「短期投資家、五里霧中」と今朝の日経の記事。
投資家が株式相場の方向感を掴みあぐね、デイトレードや短期の順張り戦略など金融緩和で有効だった手法の苦戦が目立つようになったという。
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確かに最近の相場を見てみると、ウクライナ情勢や米金融政策をめぐるニュースで相場が乱高下する日が増えた。
記事で紹介されている埼玉県在住の40代女性は、「デイトレに向かない相場になってしまった」と嘆いている。
1銘柄のみで1日に20回以上売買するほどの生粋のデイトレーダーだったが、最近は投資の目線をやや長めに切り替えたという。
この女性のように、日中の値動きが目まぐるしく変化し、デイトレに向かない相場になってしまったと憂いているデイトレーダーは多い。
うまく行かなくなったトレード手法の大半は、短期の順張り戦略を取っているものが多く、例えばコロナ相場で急落した時は、下落トレンドをいち早く察知し高リターンを叩き出すようなファンドに人気が高まった。
三井住友の投信「テトラ・エクイティ」などはその典型で、S&P500が一定以上下落すれば売り、逆に一定以上上昇すれば買う。そして当日の大引けで決済するという短期の順張り戦略で、当初はとても順調だったようだが、今年に入ってからは運用成績の低迷が続き基準価格はコロナ前に逆戻りしている。
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「米国株式デイトレード戦略ファンド」や「トレンドキャッチ戦略ファンド」など、いわゆるトレンド戦略型と呼ばれる投信はテトラの成功以降に量産されたが、今はどのファンドも悲惨な結果になっているようだ。
日本のある自動売買の取引ツールを提供する会社などは、昨年まで過去のローソク足を24本参照するテクニカル分析が好成績を挙げていたが今は全く機能していないという。
これらの記事を読みながら、上記の戦略は僕のスイング+デイモデルと全く同じだという事に驚いたが、僕のモデルは日中の乱高下で荒れ相場にも関わらず現在も絶好調だ。
短期の順張りは、うまく行く時期と行かない時期が当然あるが、「相場の上下の波の間隔」などをもっと詳しく分析することで、現状の乱高下相場でもうまく機能することは、スイング+デイモデルが証明している。
今までのように、過剰流動性を背景に何をしても勝てる相場環境は終わりを告げている。
僕としては、これからようやく株式市場が普通の状態に戻って行くのでむしろ好ましい事だと思っている。
相変わらず目先の値動きにアジャストするだけの投資では、長期安定運用は夢物語で終わるのだ。
スイング+デイモデルは今月に入ってからも順調そのもので、目先の大きな下げトレンドをちゃんと捕まえることができた。
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日中の乱高下でデイトレはうまく機能しない?
そうかなあ、見てるポイントがズレているだけだと思うんだが・・・
PS
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