【システマチックな株投資法】楽天グループ

Last Updated on 2023年6月13日 by ぷーやん


楽天銀行や楽天カードなど、僕も楽天にはお世話になっているが、携帯サービスを開始した楽天にはどのくらい成長期待があうのだろうか。

楽天が月0円のコースを廃止すると発表した直後にKDDIなど他社へ一気に流出したというニュースがあった。

3社の寡占状態である携帯電話市場に鳴り物入りで新規参入した楽天だが、かなり苦戦しているようで、低価格を武器にしたエッジも、月0円設定を辞めることで完全に消滅した感がある。

もう誰も楽天の携帯には興味が無いのではないだろうか。


楽天は日本が誇る数少ない優良なIT企業で、売り上げも順調に伸びている。

楽天の売上収益と純利益の推移のグラフ


しかし株価を見ると、ここ10年間全く冴えない展開が続いている。


まるでIT企業とは思えない成長期待の無いチャートの形に、もうこの会社はダメなんじゃないだろうかとさえ思ってしまう。

楽天の株価の特徴は上図のチャートグラフを見ても一目瞭然だが、大きなトレンド発生せずに値動きがレンジに限定されている。

今後の期待成長の1つである携帯事業がコケそうな今、今後爆発的に株価が上昇する見込みはあまりなさそうで、かといって、小売りから金融まで幅広い経済圏を構築している楽天は、今後も株価が大きく下落するということも考えられない。

やはり今後も株価はレンジの動きになっていくように思う。

楽天の株価はレンジ相場なので、トレンドについていく順張りよりも、トレンドと逆らった逆張りが有利な投資法になる。そこで売られ過ぎたタイミングで買い、買われすぎたタイミングで空売りした場合の分析結果をご紹介しよう。


楽天グループ(4755)
検証期間 2010年~2022年5月現在(100株)


買い損益 +148,220円
空売り損益 +126,280円
損益計 +274,500円
勝率 69.0%
シャープレシオ 0.24


【単利運用】
投資資金 20万円
最大ドローダウン 14.5%
損益額 +274,500円
損益率 +137%(平均年利+10.8%)

【複利運用】(Pの公式を使用)
投資資金 20万円
最大ドローダウン 61.9%
損益額 +2,263,980円
損益率 +1132%


この取引はデイトレのような超短期ではなく、ポジションの平均保有日数は10日前後とかなりゆったりとした中期保有タイプの取引になる。

忙しすぎず、かと言って、数年も保有するような眠たくなるような運用でもなく、本業の合間に片手間にやるには最適な投資法だ。

今回の好決算のニュースのように、何かしらのネガティブなニュースが発表された時の空売りのタイミングとして利用すると更に効果的だ。

また配当狙いの場合、権利落ち前に有効な買いポジションで買うことが出来れば、配当と値上がり利益の両方を得ることも可能になる。


上記の分析レポートを公開中

【レポート内容】

  • 使用するテクニカル指数
  • トレードを見送るノートレフィルタの解説
  • 逆張りが有利なエントリー(買い・空売り)と決済タイミング
  • 検証結果


【実際の取引方法】

  • チャートに指定したテクニカル指数とパラメータを表示させます。
  • どのチャートでも構いませんが、見やすくて無料なのでトレーディングビューをお勧めします。
  • チャートの形がレポートに記載している条件と合致すれば、エントリー又は決済します。
  • チャートのチェックと証券会社への注文は、毎日午後3時~翌朝9時までの間に行ってください。
  • ザラ場(取引時間中)はチャートをチェックする必要はありません。
  • エントリー又は決済の執行はすべて寄付きの値段になりますので、基本的にスリッページは発生しません。

料金 3万円
Pの公式は別売り)

レポートはPDFでのご提供
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