「天気と相場の関係」を研究するトレーダーが僕の身近にいたとは驚いた・・

Last Updated on 2022年8月16日 by ぷーやん

僕は自分でも相場の分析においては相当変態的な人間だと思っている。

相場で勝つことができるのなら、ありきたりの過去データを使った定量分析以外に、天体の動きから、恒星・星座の運行や位置、又は潮の満ち引きなどの占星術なども真剣に相場の予想に利用した。

満月や新月などのサイクルは潮の満ち引きと関係があり、こうした現象は地球の運動エネルギーをもたらす波動と直結するので、明日の株価への影響をもたらす・・・

などと考えだすともう訳がわからなくなり、完全にカオスの世界に陥ってしまう。

その他に天気と株価の関係なんかもよく言われることで、「天気の良い日は株が上がり、雨の日は株が下がる」などといった単純なものから、「湿気が高い日は株価が上がる」といったよくわからないものもある。

僕自身、全く違う角度から相場を眺めて分析するのが好きだが、世の中には僕よりももっと違う視点で相場を見つめている人も多くいるだろう。

自分とは全く違う思考の人間と交わることで、また新しい発見があるかもしれないと思い、以前「二人組オペレーションでのモデル開発」というテーマでこんな募集をしたことがある。

二人だからこそ一人の天才になれる

遠慮している人が多かったのか、思ったほど応募する方が少なかったが、「天気と相場に大変興味を持っている」という方がいて、その方と実際にZOOMでいろいろと話をしてみた。

こうして自分の思考とは違った思考をする人と、あれこれと話をするのはとても新鮮で楽しかった。

相場のモデル開発においては、もう当たりまえの思考では行き詰っている。

これだけネットでの情報が溢れ、昔のような手法はとっくに開拓され、次から次へと新しい手法が溢れている。

その中のほとんどは石ころで何の価値もないものがほとんどだが、キラリと光るアイデアを得ようと思ったら、もう奇想天外な人たちと交わるしかないのかもしれない。

この前、ZOOMで開催した「二人オペレーション企画」に応募された方からのメールをご紹介しよう。

初めまして、こんばんは。
お世話になります。●●と申します。
ぷーやん様のブログ並びにyou tubeチャンネルの一ファンでございます。
こちらのブログにお邪魔するようになったのはジム・シモンズの本を読んで天気と相場の関係を調べていた時です。（つい最近です）
その相関性に愕然としました。以来、日経先物にて都内の天気との成績をとっておりますが、決して悪くない数字となっておりシステムトレードに魅せられました。

それまでは大いに負けつつ、今年に入り2つの裁量法を適用してから、なんとなく負けなくなりある時一月に口座のお金が倍近くになるような瞬間がありました（元が貧弱ですが、、、）。
しかしながら、私のやり方は最終的には命からがら勝てるものの常に含み損のある方法でしたので多大なるストレスも同時にありました。
そんなことをしつつ、シストレ的なことも模索していたのですが、なるべく単純な方法でチャートに左右されない時間を軸にしたものを一つ作ってみてといっては大げさですが、先月よりオリジナルで実用しております。
プロフィットファクターは今日の時点で2.76、損益1860円、期待値66.66です。これがいいのか悪いのか、続くのかただのラックなのかは分かりませんが、ぷーやん様とお話できる機会などそう無い筈と酔った勢いでこれを書いております。
わたしもまた父親の会社でトレードをしながら仕事をしていたクチでして、当時ぜんぜん勝てませんでしたが、ぷーやん様にはそういった面でも親近感があります。
とりあえず、目の前にある機会を掴まずにスルーするのはもったいない！！　っというのが私の若い時の失敗でしたのでメールさせて頂きました。
もう既にどなたお決まりになっていたら、その方のご幸運をお祈り致します。これからも応援しております。拝

この方の文章から、「砂を噛んでも勝ちたい」という情熱がひしひしと感じられる。

相場でも仕事でも成功するのは、頭の良さや高度なスキルなどではない。

全ては情熱から始まるのだ・・

今日もお越し下さりありがとうございます
応援よろしくお願いします！