ボラティリティ低迷が続く相場環境でトレンドフォローモデルは厳しい?日経VIの推移を解説

Last Updated on 2023年4月20日 by ぷーやん


日経VIの推移を解説ボラティリティが一向に上昇せずに、底値圏を這いつくばっている。

何度も言うが、トレンドフォローモデルはボラティリティが命なので、どんなに売買サインが出ようが、ボラティリティが低い時には、その売買サインで入ったトレードはほとんどが失敗に終わるパターンが多い。

日経平均株価の1か月後のボラティリティを予想する日経VIの推移を再度見てみよう


現時点では、以前としてIVは低ボラティリティの節目である20ポイントを大きく割り込んでいる。

3月前半に、一瞬IVが20を超えて、「いよいよボラティリティの復活か?」と期待に胸が膨らんだが、その後見ての通りIVは大きく低下してしまった。

ただこのような低いボラティリティの相場環境がいつまでも続くことは統計的にはありえず、必ずボラティリティというのは、今後大きく上昇していくのは確実だ。

日経VIのようなボラティリティ指数が、株価のチャートような動きと大きく違うのは、株価は将来の動きが統計的に予想不可能だが、ボラティリティは将来の動きが統計的に可能だいう極めて大きな違いがある。

この点をしっかりと認識することが、トレンドフォローモデルを運用する上で重要な事であり、必ず今後はボラティリティが復活して、トレンドフォローモデルの収益が大きく挽回することを意味するのである。

僕の好きなエコノミストのエミンさんも、これから相場は大荒れになり、ボラティリティが爆発することを予想している一人だ。

米国S&P500オプションから算出されるボラティリティ指数であるVIXも、当然今は底値圏で推移している。

VIXが低い時は、相場には安心感が広がり、総じて株価が強気モードでガンガン株価が上がるのが普通だが、今の株価はVIXが低いにも関わらずそれほど株は上がっていないという不気味な状態だ。

これが意味することろは、近いうちに起こる株価の暴落である。

株をロングしている人にとっては一旦避難すべきタイミングであるが、トレンドフォローで相場の動きについていく手法なら、株の暴落はむしろ大歓迎になるだろう。

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