Last Updated on 2023年10月23日 by ぷーやん
世界を揺るがした2015年1月のスイスフランショック。
当時スイスフラン高に手を焼いていたスイス中央銀行は、1ユーロ1.2のレベルのを維持するための市場介入を継続していたが、一向にスイスフラン高は解消される見込みはなく、とうとう中央銀行は無制限のユーロ買いを断念した。
2015年1月18時30分の発表と同時に、マーケットは蜂の巣をついたような大騒ぎになり、ユーロはスイスフランに対して半分近い大暴落を演じたのである。
スイス中央銀行が無制限介入ということで、安心して1.2の介入ポイントで押し目買いしていた投資家や銀行はみんな吹き飛んだ。
ストップを入れてもあまりにも急激な下落でストップ値をぶち抜き、一気に数百PISも吹き飛んでしまうという恐ろしい事態になった。
当時ライブでチャートを見ていたので、その凄まじさは今でも脳裏に焼き付いている。
投資家はもちろんのこと、証券会社も投資家の追証損失の被害をもろに被り、外資で人気のあったアルパリや日本のひまわり証券など多くの証券会社が投資家と一緒に吹き飛んだ。
そして現在、スイスフランは再びユーロに対して猛烈なスイスフラン高になり、ついにあの悪夢である2015年のスイスフランショックのレートまで到達してしまった。
スイスフランは昔から通貨高という傾向が続いている通貨だが、スイスは輸出で食っている国なので、スイスフラン高は経済には大打撃であるが、この事態にスイスの中央銀行がまだ何の手も打たないのが不思議だ。
もうそろそろスイスフランは大きな揺り戻しがあってもおかしくないと思うのだが・・・
さてこのスイスフラン高の傾向はいつまで続くのか?
この転換点は大きなチャンスエントリーチャンスになるだろう・・
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