往復ビンタを食らう投資家たち

Last Updated on 2024年8月12日 by ぷーやん

最近の日本株の動きに驚いた人も多いはずだ。

突然の暴落で市場はパニックに陥り、多くの投資家が持ち株を慌てて手放した。

その後は「まだ下がるかもしれない」と空売りに走った人たちがいたが、予想外の展開が待っていた。株価はまさかの急反発、結果として往復ビンタを食らう羽目になったという最悪の経験をした投資家も多いだろう。

泣き面にハチとなったのは、こうした初心者投資家たちだ。

「億り人」という夢に煽られて投資を始めたばかりの人たちが、証券会社の甘い誘いに乗せられ、ほとんどの資産をNISAに注ぎ込んでしまった。その結果、往復ビンタをくらい、大きな損失を抱えることになった。

この往復ビンタは、ドテンモデルのような特殊な投資手法だけが引き起こすリスクではない。市場の動きに一喜一憂していると、誰もがその犠牲になりかねない。特に初心者にとっては、冷静な判断が難しいことが多い。

資産運用の大原則として、上下のリスクを分散することが求められる。しかし「通貨や株式を分散させれば問題ない」と考える人が多いのも事実だ。

だが、どれだけ分散しても市場全体が不安定になれば、その影響から逃れることはできない。

最も重要なのは、自分のリスク許容度を理解し、感情に左右されずに判断することだが、実際のところ、こうした抽象的なアドバイスは運用には何の役に立たない。

投資マインドを養うには教科書や YouTubeからは何も学べない・・・

PS
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