Last Updated on 2024年8月20日 by ぷーやん
相場格言では下げ幅の半分を埋め戻す反発力があれば、再び高値を回復すると言われている。
こういう相場の格言は色々とあるが、統計的に説明できるかどうかを実際に検証する人はほとんどいないので、その有効性は全く未知数である
しかし昔の知識人や偉人たちがいろいろと血を流しながら経験した知見なので、ある程度は優位性はあるのかもしれない
日経平均はブラックマンデー2.0からの急激な回復で半値戻しを達成したが、今回は格言通りに半値に戻して、そのまま前の高値を超えるのかどうかが注目される
最近の相場を見て思うのが、コロナショックや今回のブラックマンデー2.0のように、急激に株価が暴落してもそのリバウンドが恐ろしく早く大きいことである
リーマンショックの暴落では、リーマンショック前の株価まで戻すのに5年半も掛かっている。
株式市場にはまだまだ相当にお金が余りまくっているのだろう。
株価が大きく下げた時は、リバランスで株を自動的に買うシステムになっているファンドが最近は増えているようだ
このような押し目買いのファンドが増えることも急激なリバウンドの原因だろう
しかし1987年のブラックマンデーでは、株価は急落から2日後に半値戻しを達成したものの1ヶ月も経たないうちに2番底をつけた。
底が抜けたのだ
そして結局、元の暴落前の値段に戻るまでは6ヶ月かかっている
今は暴落で株価が下がると、リバウンドするという前提で、みんなパブロフの犬のように押し目買いを入れるが、いつか大きなしっぺ返しを食らうことになるのではないかと心配している
株式市場の醍醐味は暴落で買うこと。つまり「人の裏に道あり花の山」ということだが、さて今回はどうなるであろうか
米国でも雇用統計ショックを受けて、米景気の先行きには慎重な人が多いが、多くの人はソフトランディングシナリオを信じている
しかしソフトランディングなんかするのかなあ
思いっきり叩き地面に叩きつけられるハードラインしかないような気がするのだが・・・
PS
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