再びマーケットが暴落に襲われる

Last Updated on 2024年9月6日 by ぷーやん

8月の「ブラックマンデー2.0」の大暴落から1ヶ月後、再びマーケットに大激震がやってきた

1日で1000円以上など簡単に動く今のボラティリティの相場では、特に驚くこともなくなってきたが、特にNYマーケットで何らかの経済指数の悪い数字が出ると、マーケットは敏感に反応し、日経先物もつられて安くなるというパターンが続いている

気になるのは、米株よりも日本の株の方が下落率がはるかに大きいということである

米国株のリセッションは前から言われているが、もしかすると米国市場よりも日本市場の方が、リセッションが凄まじくなるのかもしれない

FRBは年内に1%ぐらいまで金利を下げる予定らしいが、おそらく金利を下げ出すと、ますますインフレに火がつきマーケットは奈落の底に落ちていくような気がする

日銀は逆に金利を上げる方向で進んでいるようだが、わずか0.25%程度の利上げで株が暴落し、周りからやいのやいのと言われて日銀は相当ビビッてしまった。

所詮、学者である日銀総裁では相場のことなど何もわからないので、FRBのようにマーケットと上手く対話することができない。

結局は日本の経済政策や金融政策はほとんどマーケットには影響せず、ただ米国マーケットに引きずり回されるのだと思う

さてこの暴落を尻目に、最も恩恵を受けたのはやはりトレンドフォローモデルだ。

ドテンモデルは現在、標準版とショートタイム版を並行して走らせているが、それぞれ違ったエントリータイミングでショートし、今回の大きな下げもうまく捕まえることができているようだ

そして24時間以内にポジションを決済するスイングモデル、東京時間限定の順張り、逆張りモデル、いずれもショートを取り大きなリターンになっている。

あなたはこの下落に頭を抱えているだろうか?それともうまく乗れているだろうか?

これからはある程度リバウンドしながら、徐々に切り下がっていく相場展開が考えられ、しっかりと下落をとらえることができるトレンドフォローモデルは、不気味な相場の運用には絶対に必要な道具である

円高と株安でのダブルパンチでますますマーケットの下落がターボを効かせてやってくる。新NISAでオルカンをガッツリ持ってる人は、これからなかなか寝付けない日々を過ごすことになるだろう

一方、相場は「長期投資家に徹し、目先の動きに翻弄されてはいけない」ということは多くの人が頭では分かっているが、この下げの苦しい期間を耐え忍ぶことができる人がどれだけいるだろうか?相場で暴落の経験がない投資家は心がついていかないのである。

株のアナリストは自らがリスクを取って運用しないので、頭でわかっているだけで、心では何もわかっていない。

マクロ指数を使って小難しい話をいくらゴニョゴニョと並べ立てても、結局そんなものは相場にはほとんど役に立たないということは彼ら自身がよくわかっているはずである。

マクロ経済をゴニョゴニョ言わないと食べていけない人たちにとっては、本当の事を言うやつはこの世から抹殺したい存在でしかない

これから相場がやばいというのは、ウォーレンバフェットのポートフォリオの残高が半分も現金で積み上げられているの見れば誰でも分かること

現金を半分も積んでいるファンドなど、普通はそんなことをしていると許されないが、バフェットの会社はほとんど自己資金なので、誰に気兼ねする事無く、現金を積み上げておけるのが最大の強みである

そして売りのクライマックスが来て、相場が奈落の底に沈んだ時、一番現金を持ってるのはウォーレン・バフェットしかいない

そしてみんながウォーレン・バフェッドにひざまずき、バフェットはそこで目の前に積まれた唸るような現金で株を買い漁るいつものパターンが繰り返されるのである

しかしこのやり方を真似できる人はほとんどいない

なぜなら人のお金を預かっているファンドが、株が絶好調の時にさっさと売りまくり、現金を寝かしているようなものなら、投資家は怒り出してお金を引き上げてしまうからである

本当に長期投資で儲けようと思うなら、バフェットのような相場観は必要で、膨大な現金を寝かしておく勇気と、暴落の時に一気に現金を出動させる勇気が必要だ

このような事ができるファンドは、日本にはどこにも見当たらない。みんな目先の動きを追いかけるだけで、リスク管理のもと、ポートフォリオが傷んでくるとリスクアラートが鳴り、これから値上がりが期待できる保有ポジションを減らすだけである

株がどん底の時にポジションを減らして、その後のリバウンドを指をくわえて眺めている日本のファンドは、バフェットの運用とはやっていることは完全に真逆なのである

PS
上昇相場でも暴落相場でも相場がどちらへ行こうとも利益を出せるのはトレンドフォローモデルだけです。もう下手な逆張りで傷を広げるようなことをせずに大きな利益が期待できるトレンドフォローの運用をしませんか?詳しくはこちら

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