Last Updated on 2024年9月26日 by ぷーやん
日本株は取引時間が決まっているので、取引が終了してから翌日の寄り付きまでには、ほとんどの銘柄でキャップができる。
キャップというのは、取引終了してから翌日の寄り付きまでに株価がどちらかに上下することを言う。
ギャップができる原因は、夜間のニューヨーク市場の値動きに大きな影響を受けることが大きいが、個別銘柄は特有の癖などがあるので、一概にもニューヨークの株価の影響だけでギャップができるわけではない。
相場を研究したことのある方なら、ギャップの研究というのは一度したことがあると思うが、銘柄によっていろんな癖があり、ギャップのクセがわかると、有利な売買ルールがたくさん見つかる。
日本株のデイトレのバイアスとして、「寄り付きで下がったら、その日は寄付きより高く引ける確率が高い」というものがある。
もちろん全ての銘柄が当てはまるわけではないが、概ねギャップと反対の方向へ動くというバイアスは至る所で見受けられ、日本株の市場が効率的な市場なのかは甚だ疑問に見える。
下のグラフはソフトバンクGのギャップによる影響を調べたもので、オレンジのラインがギャップダウンした場合で、青のラインがギャップアップした場合である
概ねギャップとは反対の方向に東京時間の株が動くというバイアスがあるのがわかる
↓
中にはもっとはっきりしたバイアスがある銘柄もある
下のグラフは、ある食品メーカーの寄付きがギャップダウンした時の、東京時間の株価の影響を調べたものだ
↓
見事にギャップの方向と反対に動いているのがわかる。
この銘柄は小型株で、銘柄名を言うとマーケットインパクトで機能しなくなるので銘柄名までは言えないが、このようにいろんな銘柄を検証すると、思いがけないお宝銘柄に誰でも巡り会えるだろう
要はどこまで本気で検証するかだけの問題である
日本株デイトレ分析ツールを使うと、このような分析がギャップだけではなく、出来高や、金利、コモディティ先物など、その他外部要因の特徴量に合わせた検証が簡単にできるのでおすすめです
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