Last Updated on 2024年11月7日 by ぷーやん
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僕の行っている運用は投機である
よく議論される「投資は安全で投機は危険」というのが一般的なイメージで以下の様なものだろう
投資とは、お金を増やすために長期的な視点で資金を投入することで、企業や経済の成長に伴う利益を得ることが主な目的で、安定したリターンを目指しているのが特徴。
投機は、短期的な価格変動を利用して利益を得ようとする行為で、市場の価格変動を利用して短期的な利益を狙うため、リスクも大きく、資産を急速に増やせる可能性もあるが、損失も同様に大きくなる可能性がある。
投機では、資産の本質的な価値よりも、価格が上がるか下がるかに注目する。例えば、株価が短期間で上昇しそうな銘柄を買って利益を得ようとする方法や、短期的な価格の動きを狙った取引が投機だ。
こうした行動はハイリスク・ハイリターンの特徴があり、予測が外れると大きな損失になる可能性もあると言われている。
しかし本当に投機は、ハイリスク・ハイリターンなのだろうか?
投機と言っても鉛筆を舐めて買ったり売ったりしているわけではなく、その判断となるのは過去の膨大な値動きのデータをもとに、定量的分析を加えて判断をしている。
簡単に言えば、過去の値動きのパターンが今後も起こり得るだろうということで戦略を立てるのである。
しかしいくら良いモデルを作ったとしても、これだけでは安定してお金を増やしていくことは難しい。
重用なのは「投資か投機か」ということではなく、複利運用を含めた資金管理が極めて重要で、運用モデルは資金管理と比べればその重要度は3割程度だろう。
例えば毎日ブログで公開している日経225先物の運用モデルを例に取ってみてみよう。
100万円の資金で過去10年間、複利運用したパフォーマンスだ。
↓
年 | リターン | 最大ドローダウン |
2014 | 92% | 7% |
2015 | 26% | 9% |
2016 | 89% | 12% |
2017 | 3% | 11% |
2018 | 54% | 10% |
2019 | 19% | 9% |
2020 | 65% | 11% |
2021 | 33% | 10% |
2022 | 40% | 6% |
2023 | 49% | 5% |
2024 | 72% | 8% |
10年間の平均リターンは49%、最大ドローダウンは12%となる。
この数字は、1年間連続して複利運用した数字で、年が変わると再び100万円からスタートし年末まで複利運用を続ける。そして年が変わると再び100万円からスタートする。
この複利運用においてのリスク許容度は一律2.5%に設定し、リスク許容度を上げると当然リターンも大きくなる。
リセットせずに10年間続けて複利運用を続けた場合は、リターンが+12495%、最大ドローダウンが14%と凄まじい数字になる。
↓
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この検証結果を見る限り、投機運用は「ハイリスク・ハイリターン」どころか、「ローリスク・ハイリターン」にさえ見える
複利運用においては、リスク許容度とリターンは相関関係なので、リターンを大きくしようと思えばリスク許容量を大きくすれば良いし、安全運転をしようと思えばリスク許容度を小さくすればいい。
デフォルトではリスク許容度が2~3%で、このレベル設定だと最大ドローダウンは極めて小さいので、運用中のストレスはほとんど感じないだろう。つまりストレスを感じることなく、淡々と機械のようにトレードが行えるということだ。
アクティブ運用において、運用中のストレスがなく毎日トレード継続できるというのは、メンタルの健全性を保ち大変心地よい運用ができる。これで平均リターンが49%もあるのだから、投機運用というのは、なかなか捨てたものでもなかろう。
上記の運用モデルは6モデルを組み合わせたポートフォリオだが、ドテン、スイング、デイトレの3つの時間軸別でパフォーマンスの違いをみてみよう。
↓
運用モデル | パフォーマンス | 最大ドローダウン |
ドテン | 1397% | -15% |
スイング | 6003% | -41% |
デイ | 998% | -22% |
全ての組み合わせ | 12495% | -14% |
それぞれの時間軸の運用モデルにおいて、リスクとリターンの数字が異なるが、ここで言えることは、全てのモデルを組み合わせるとリターンが最大になり、リスクが最小になる理想的なパフォーマンスになるということだ。
最近は日経225先物のボラティリティが高い水準で推移しており、今まで日中の東京時間はあまり動かなかったが、今後は東京時間のデイトレモデルの重要度が益々増すだろう。
そのために東京時間のデイトレモデルをポートフォリオに組み込むことは極めて重要だと思っている。
次回のブログは、以前の動画で取り上げた老後の年金問題について、禁断の投機運用を使っての解決方法を考えてみたい。
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