Last Updated on 2025年1月11日 by ぷーやん
2024年度運用モデルの総括
モデル全体的には、2024年度は過去10年間においてもかなり好調な1年であった。
2024年度は、投資市場全般が例年にないほどのボラティリティに見舞われた年であった。この変動の激しさは、特に8月に発生した大規模な「ブラックマンデー」によって象徴され、過去10年間の中でも非常に稀な現象として記憶される。
このような大きなボラティリティは、特にトレンドフォローモデルに大きな影響を与えた。
トレンドフォローモデルは、一般的に市場の値動きに追随して利益を追求する手法だが、2024年度のような予測困難な値動きにおいては、思わぬ損失を被る場面も多かった。
このモデルが今後の市場環境にどのように対処できるか、今後の課題も明確になった。
ドテンモデルのパフォーマンス
一方で、2024年度の中で唯一、損失を被ったのが「ドテンの標準タイプ」である。
このモデルは、ロング(買い)とショート(売り)を交互に行う運用スタイルを持つが、特に8月後半からの日経平均の値動きが非常にトリッキーになったことで、タイミングがうまくかみ合わず、ロスカットが相次いだ。
結果として、ドテンモデルは過去10年間で最もワーストのマイナス記録を更新することになったが、これまでの運用方法を再考する必要性は今のところないものと考えている。
順調なモデルとその展望
しかしながら、同じ市場環境の中でもドテンモデルの「ST1」と「ST2」というモデルは、かなり順調に推移した。
これらのモデルが2024年度においても安定したパフォーマンスを維持できた理由を詳しく分析し、2025年度以降の運用戦略に反映させることが重要となる。
2025年度への展望と戦略
2025年度の市場の値動きを正確に予測することは非常に困難だ。
しかし、複数のモデルを組み合わせることで、リスクを適切に管理しながら安定した運用が可能になると考えられる。これにより、極端なリスクを回避しつつも、潜在的な利益を追求することが可能だ。
投資家に対しては、引き続きリスク管理の重要性を強調し、2025年度も安定したリターンを目指していこう。
2024年度の先物モデルのパフォーマンスの集計
年次 225先物ミニ1枚
ドテン標準 | ドテンST1 | ドテンST2 | スイング | デイ順 | デイ逆 | スイング・Harvest | |
2,015 | -114,500 | 149,500 | 250,000 | 134,500 | 154,000 | 302,000 | 154,500 |
2,016 | 666,500 | 576,000 | 888,500 | 130,500 | 90,500 | 81,000 | 119,500 |
2,017 | 40,500 | -29,000 | 114,500 | -15,000 | 66,000 | 82,000 | 146,000 |
2,018 | 668,500 | 83,000 | 751,000 | 686,000 | 209,500 | 63,000 | 331,500 |
2,019 | -135,500 | 188,000 | 86,000 | 381,500 | 30,500 | 199,500 | 114,500 |
2,020 | 668,000 | 628,000 | 515,000 | 439,000 | 78,000 | 424,000 | 721,500 |
2,021 | 109,000 | 953,000 | 358,000 | 540,500 | 260,500 | 194,500 | 255,000 |
2,022 | 692,000 | -175,000 | 557,500 | 787,500 | 104,000 | 67,000 | 553,500 |
2,023 | 522,000 | 564,500 | 926,000 | 519,500 | 11,000 | 51,000 | 235,000 |
2,024 | -692,000 | 1,855,500 | 745,000 | 1,222,500 | 863,500 | 693,500 | 1,729,000 |
PS
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