Last Updated on 2025年1月16日 by ぷーやん
先物取引の魅力はなんといってもその高いレバレッジにある。
225先物の場合は、SPAN証拠金が採用され、相場のボラティティリティにより常時変動するが、レバレッジは概ね15倍~25倍の間で推移している。
ボラティリティが高くてリスキーな相場なら証拠金も当然高くなり、レバレッジ率は下がるが、それでも15倍程度のレバレッジはある。
高いレバレッジを使って、証拠金を目一杯使った投機トレードなら、2024年の225先物の運用モデルによる複利運用のシミュレーションでは、驚くべきことにパフォーマンスは12月末の時点で+6200%を超える結果となった。
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更に最大瞬間風速は+8800%を超え、驚異的な複利運用の推移を示した。これは「スイング」と「スイング・harvest」という、軽い逆相関の関係にあるモデルを組み合わせた結果である。
特筆すべきは、元本100万円でスタートした場合に、元本に対するドローダウンが発生しなかった点である。
証拠金を全力でトレードしたにも関わらず、残高に対してはマイナス45%程度の最大ドローダウンが記録されたものの、元本に対しては全く影響を受けなかった。
つまり元本100万円は1円も減ることなく、増え続けたのである。
2024年という年は、まさにロケットスタートが可能な年だったと言える。もしこの勢いが2025年のボラティリティにも引き継がれるなら、複利運用においてもさらに飛躍が期待できるだろう。
ただし、リスク管理は非常に重要だ。ここでは残高に対する最大ドローダウンと元本に対する最大ドローダウンを分けて考える必要がある。
一般的には、過去10年程度の複利シミュレーションに基づき、残高に対する最大ドローダウンを20%から30%に抑えたリスク許容度で運用するのが通例だ。
この方法では、資産が順調に増加した際にピークからの最大ドローダウンを20%から30%に抑えることで、比較的保守的な運用となり、パフォーマンスも控えめになる。
ちなみに、2024年度にリスクを抑え、最大ドローダウンを20%程度に抑える運用を行った場合、パフォーマンスは+129%だった。
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一方で、先物レバレッジを全力で活用した場合のパフォーマンスは+6200%と大きな差が生じる。
このように、リスクを残高ベースで考えるか、元本ベースで考えるかによって、結果は大きく異なる。
今後の複利運用を考える上で、これらの違いを認識し、適切なリスク管理とパフォーマンスのバランスを見極めることでまだまだ大きな可能性が生まれるだろう。
PS
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