楽天グループが5年ぶりの黒字転換?

楽天グループがついに5年ぶりに黒字へと転じた。

この快挙の背景には、三木谷浩史社長を筆頭にした経営陣の戦略と、泥臭い営業努力があったのだろう。

とはいえ、楽天モバイル事業の赤字は依然として深刻だ。

2023年度の決算では、モバイル事業単体で2300億円を超える赤字を計上している。それでも、その赤字幅は徐々に縮小しており、このままいけば今年の12月期には数年ぶりの本格的な黒字化が見えてくる。

しかし、今回の黒字転換には出資先の米国企業の再評価益1000億円が大きく寄与しているため、実質的な収益改善とは言いがたい。

この特別利益を除けば、楽天の経営状況はまだ厳しく、真の意味での黒字化にはもう少し時間がかかりそうだ。

SNS上では「楽天はやばい」との声が相変わらず飛び交っている。

楽天株のモメンタムトレードは上手く行くか?

楽天の携帯事業は赤字が続いており、その影響を受けて行政機関も巻き込まれる形になっている。その結果として、楽天の株価は思うように上昇せず、低迷した状態が続いている。

こういった状況にある銘柄では、短期的なモメンタムを利用したトレンドフォローを活用して利益を上げることは容易ではない。

仮に、一時的にモメンタムが発生し、株価が上昇する局面があったとしても、その流れに乗って仕掛けたとして結果的には期待通りの展開にならないことが多い。

実際に、上昇モメンタムが発生したタイミングで全て買いエントリーしてもうまくいかないことが多く、このままトレードしてもお金を失うばかりだ。

このように、上昇の兆しが見えたとしても、それが本格的なトレンドの転換につながるとは限らず、多くの場合「騙し」となってしまうため、慎重な判断が求められる。

単純にモメンタムが発生したタイミングでエントリーしても、必ずしも良い結果にはつながらない。

しかし、ある条件を加えることで、成功の確率を大きく高めることができる。その条件とは、ナスダック指数のトレンドを確認することだ

楽天はテクノロジー関連の銘柄であり、ナスダック指数の動きに強く影響を受ける。そのため、ナスダックが上昇傾向にあるとき、楽天のモメンタムが上昇の兆しを見せる場面では、非常に良いエントリーポイントとなる可能性が高い。

下のグラフは、ナスダック指数が上昇トレンドにあるときに、楽天のトレードサインをもとにエントリーした場合の結果を示している。オレンジのラインがそれに該当する。

逆に、ナスダック指数が下落トレンドにある状況では、たとえ楽天のモメンタムが一時的に上昇する兆しを見せたとしても、買いエントリーを控えるべきであることがよくわかる。

逆にナスダック指数が下落トレンドにある時に、買いのモメンタムが発生した場合には、逆張りで空売りするのが有効なようだ。(グレーライン)

ナスダックの流れを考慮せずに楽天単体の動きだけを見て判断すると、リスクが高まり、望ましい結果を得るのは難しくなる。

この検証に使ったツールの紹介

PS
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