Last Updated on 2025年2月18日 by ぷーやん

日経新聞の記事で「今の若者の半分がパナソニックを知らない」という記事を読んだ。
マジか? 思わず目を疑った。
松下幸之助はどういう思いで今の世を見ているのだろう・・・
「時代の移り変わり」を痛感せずにはいられない。僕たちの世代は、子どもの頃からパナソニック製品を見て育った。テレビ、冷蔵庫、洗濯機――身の回りにあったものの多くが、パナソニックの製品だった。
しかし、今の若者たちにとって、「パナソニック、何それ?」・・・
自分たちが知っている日本企業、例えばソニーやトヨタ、ユニクロ、さらにはニンテンドー――これらの企業名は、今の若者たちにとっても馴染み深いものだろう。
しかし、パナソニックは、もうそのような企業の一員として認識されていない。それは、企業側が若者を無視し、手っ取り早く高齢層をターゲットにしてきた結果かもしれない。
昔の企業は、若者に対して熱心にアピールし、その結果、若者の心を掴んでいた。
しかし、今の企業はどうだろう?
東京ディズニーランドは、来場者の約3分の1が中高年層になり、Yahoo!ショッピングは50代以上の利用者が過半数を占めているという。
今の日本企業が、若者向けにアプローチをしないままでいると、20年後には今、私たちが知っているブランドの多くが忘れ去られてしまうだろう。
「24時間戦えますか?」のCMでバブル期を象徴した栄養ドリング剤のリゲインが、昨年ひっそりと消え去った。とても寂しい思いがしたが、若い人にとっては、パナソニックと同様に「リゲイン?何それ?」だろう。
逆に、オーストリアのレッドブルは、栄養ドリンクの一種だが、20代、30代をターゲットにしており、F1や刺激的なスポーツイベントの多くのスポンサーシップを通じて、若者を引きつけている。
中高年層のニーズは重要だが、そればかりに固執していると、若者という未来の顧客層を逃してしまう・・
パナソニックの短期売買はそこそこ利益が出そう
それではいつものようにモメンタムを使った短期売買での検証をご紹介しよう
モメンタムの判断についてはこちらのサイトを参照。尚、このブログでのモメンタムの判断は、独自に開発した指数を使用。
パナソニックの1年間の株価の値動き動き。1500円の水準で推移していたが、昨年の中盤から株価は上昇傾向にある
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下のグラフは、モメンタムが上昇してきた時に買いエントリーした場合の短期売買の損益だ。それなりに右肩上がりの損益になっているので、モメンタムが発生した時は、素直に値動きの流れについて行った方が良さそうだ。
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更にNYダウをフィルターにした時の上昇モメンタムの損益。途中まではNYダウが上昇している時をフィルターに使うと良い感じだったが、後半からは相関は無くなった(オレンジ)
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次にナスダック指数をフィルターにした時の上昇トレンドの損益。こちらはナスダック指数が上昇トレンドになる場合(オレンジ)をフィルターにするとうまく行きそう。NYダウとナスダック指数では少し傾向が違うようだ。
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最後に、こちらは生牛先物というコモディティ銘柄をフィルターにした時の損益をご紹介しよう。
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生牛先物が下落トレンドにある時に仕掛けるとかなりうまくいく(グレー)
なぜ生牛先物なのかよくわからないが、何かパナソニックの株価動かす要因があるのだろうか?
それとも違う相関のマーケットを組み合わせることを得意とするグローバルマクロのファンドが、生牛先物とパナソニックの何らかの相関関係に気づき売買しているのであろうか?
この動きがこれから続くかどうかは不明だが興味深い現象だ。
PS
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