銀行の地下金庫で、毎日重さ12.5キロの金塊を運ばされている行員

Last Updated on 2025年2月25日 by ぷーやん

イングランド銀行が保管する大量の金塊が、ロンドンから米国へ急ピッチで移動している。

背景には、トランプ大統領が貴金属の輸入に関税をかけるのではないかという懸念があり、それを利用したアービトラージが活発化しているのが理由だ。

アービトラージとは、市場間の価格差を利用して利益を得る手法だ。

今回のケースでは、米国の金価格は他国よりも急速に上昇した。そこでロンドンで金を購入し、米国市場で先物契約を売ることで、トレーダーは1オンスあたり約50ドルの利益を簡単に得ることができる

このため、大量の金がロンドンからニューヨークに移動し、ニューヨークの商品取引所の保管庫には約600億ドル分の金が入庫された。

先物取引はマウスのクリック一つで開始できるが、金塊を物理的に大量に移動させる必要がある

この移送によりロンドンの物流はパニック状態に。銀行の保管担当者や物流会社は残業続き、金を精製する工場も注文が殺到し、数カ月先まで予約が埋まっている状態。

イングランド銀行の地下金庫では、約15人のスタッフが毎日重さ12.5キロの金塊を取り出しているが、それでも追いつかない。

イングランド銀行は公的機関であるため、対応するための大規模なスタッフ増員はできず、セキュリティ上の理由から臨時職員の雇用も難しい。

職員に残業代を支払いなんとかしのいでいるが、それでも処理が追いつかず、数週間分の作業が積み残しになっている。

それでもまだ多くの金が移送を待っており、市場ではこの金の大移動が大きな話題になっている。

金融資産なんてクリック一つで簡単に取引できると思い込んでいるが、実際にはデジタル通貨以外の金融商品には全て裏付けがある。

さすがに金の延べ棒はクリックでは移動できなかった・・・

PS
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