2025/2月の成績

Last Updated on 2025年3月4日 by ぷーやん

日経平均先物は、昨年10月の時点から現在に至るまで、比較的狭い値幅の中で推移する「レンジ相場」の状態が続いていた。

このレンジ相場では、上限がおよそ4万円、下限が3万8000円とされ、この範囲内で価格が上昇・下落を繰り返しながら推移していた。

しかしながら、今年2月の後半に入ると、これまでしっかりと下値を支えていた3万8000円という水準を割り込む場面が見られた。

この出来事は、これまでのレンジ相場の均衡が崩れ、新たなトレンドが発生する可能性を示唆するものであり、特に市場関係者の間では「いよいよ下落トレンドの始まりではないか」という見方が強まりつつある。

一方で、米国市場の勢いもここへ来て完全に鈍化し、これまでの上昇基調にブレーキがかかる状況となっている。

いわば、市場全体が「踊り場」に差し掛かり、次の方向性を模索している段階に入ったといえるだろう。

これまで長きにわたって続いてきた強い上昇トレンドが、一時的にせよ停滞する兆しを見せ始めたことで、投資家の間には慎重な姿勢が広がりつつある。

さらに、昨年来、株式市場全体を押し上げてきた過熱感の強い相場環境についても、ここにきて大きな調整局面を迎えようとしている。

市場の加熱が過度に進み、やや行き過ぎた水準に達していたこともあり、今後はその反動としての調整が進む可能性が高まっている。

こうした状況を踏まえると、今後の市場動向については、これまでのような一方的な上昇基調とは異なり、より慎重な視点をもって見極める必要があるといえるだろう。

現在、市場は依然として「動かないレンジ相場」に留まり続けている。

この動かないレンジ相場は半年以上継続しており、その影響を強く受けて、トレンドフォローモデルにとっては非常に厳しい状況が続いている。

モメンタムが発生したかのように見えるサインが点灯しても、それらはことごとく「だまし」のシグナルとなってしまい、結果として完全に逆張りが有利な値動きの展開となっている。

一方で、短期間の値動きに適応する短期のトレンドフォローモデルは好調で、スイングトレードとスイング・Harvestモデルの両方において、まずまずの成績を収めている。

このように、同じレンジ相場でも戦略によって成績に違いが出ることが確認できる。

そして、3月以降はいよいよこの長く続いたレンジ相場から市場が解き放たれ、ようやく大きな値動きが生まれることが期待されている。

そのため、これまで苦戦を強いられていたトレンドフォローモデルも、そろそろ本来のパフォーマンスを発揮し、大きく爆発するタイミングが到来するのではないかと考えられる。

相場というものは、常に一定の動きをするわけではなく、現在のようにレンジ相場が長期間続くこともあれば、昨年のように大きなトレンドが発生し、一方向へ強く走る相場が形成されることもある。

理想を言えば、どのような状況にも対応できるのが最善であるが、実際には相場の値動きを正確に予測することは極めて困難である。

そのため、我々ができることは限られており、投資家として対応可能なのは、あくまでもリスク管理の徹底と、モデルの選択と運用、つまりポートフォリオの適切な管理のみである。

相場の未来を完全に見通すことは誰にもできないが、堅実なリスク管理と柔軟な運用戦略によって、どのような相場環境でも最適なパフォーマンスを引き出す努力を続けることが求められる。

日経VI指数

日経VIボラティリティ指数は、一時は低い水準で落ち着いたかに見えたものの、再び米国市場のボラティリティの高まりと歩調を合わせるように日本市場もボラティリティが上昇傾向に転じている。

本日時点では25ポイント前後で推移しており、市場の不安心理が再び強まっていることが伺える。

特に、レンジ相場を下に抜けたことにより、今後さらにボラティリティが上昇する可能性が高まっている。

これはすなわち、大きな下落を伴う荒れた相場展開に突入する兆候とも言える。このような状況下では、値幅の大きな調整局面が長期間続くことも考えられる

こうした大相場の中では、NISAなどのロングオンリーポジションは非常に厳しい試練に直面する可能性が高い。一方で、3月相場はショートポジションがその威力を存分に発揮する局面となる可能性が極めて高いと考えられる。

2025/2月成績 

(ミニ1枚)
ドテン(標準)-87,500円
ドテン(ST1)  -146,500円
ドテン(ST2)  +16,000円
スイング   +46,000円
スイング・Harvest +65,000円
東京デイ(順)-88,500
東京デイ(逆)+27,500

計 -168,000円

月次 2024年~ 

ドテン(標準+ST1+ST2) +スイングモデル +スイング・Harvest+ 東京デイトレ(順+逆)(ミニ1枚)

日付ドテン標準ドテンST1ドテンST2スイングデイ順デイ逆スイング・Harvest損益計
2024/1139,500192,500204,000-59,500-112,000-152,500302,000514,000
2024/280,500191,500143,500211,00059,000-40,00053,500699,000
2024/3-284,000152,500-146,500-38,500202,50054,500-30,500-90,000
2024/4-116,00041,000-117,50082,000128,500109,50071,000198,500
2024/5-188,000189,500-163,500155,000-150,00043,000150,50036,500
2024/6-364,000-80,000-110,50031,50091,500-15,500116,000-331,000
2024/7410,500474,500418,50024,000170,50076,000173,5001,747,500
2024/896,500998,000637,000642,000370,500129,000-24,0002,849,000
2024/944,00081,000-20,50053,500168,000209,500275,000810,500
2024/10144,500-201,500125,000162,00066,500200,000407,000903,500
2024/11-400,000-165,500-110,00041,000-68,500130,500190,000-382,500
2024/12-255,500-18,000-114,500-81,500-63,000-50,500-11,500-594,500
2025/1-215,000169,000-29,50041,000-85,50031,000182,50093,500
2025/2-87,500-146,50016,00046,000-88,50027,50065,000-168,000

ドテンモデル(標準+ST1+ST2)

2025/2月

ドテン(標準)-87,500円
ドテン(ST1)  -146,500円
ドテン(ST2)  16,000円

年次 2,006年~

スイングモデルミニ1枚あたり

2025/2月

+46,000円

年次 2006~

スイング・Harvestモデル】ミニ1枚あたり

2025/2月

+65,000円

年次 2006~

東京時間デイトレ(順張り+逆張り)

2025/2月

東京デイ(順)-88,500円
東京デイ(逆)+27,500円

2006~

PS
上昇相場でも暴落相場でも相場がどちらへ行こうとも利益を出せるのはトレンドフォローモデルだけです。もう下手な逆張りで傷を広げるようなことをせずに大きな利益が期待できるトレンドフォローの運用をしませんか?詳しくはこちら

今日もお越し下さりありがとうございます
応援よろしくお願いします!

先物・オプションランキング

メルマガ詳細

【オンライン無料相談】

オンライン無料相談始めました。ご自身の運用についてのお悩みや、新しい運用のネタのきっかけを探しておられる方は、お気軽にご相談ください。

オンライン無料相談

【勉強会のご案内】

不定期で資産運用の勉強会を開催しています。

株、ETF、先物、FX等、ジャンルに関わらず、収益機会があればどんな金融商品にも積極的に投資を行い、相場をATMにすることを目的とします。

安定的に最高のパフォーマンスを継続させるには、運用モデルの開発やブラッシュアップを絶えず行う必要があり、新しいアイデアや運用モデル、マーケット情報を勉強会のメンバーと共有します。

勉強会の開催は随時ブログでご案内しますので、ご興味がありましたら是非ご参加ください。

現在開催中の勉強会はこちら

Youtube

Youtubeチャンネルでは、僕の35年間の相場経験から学んだ相場で起こる様々なアノマリーや投資本で紹介された投資法を実際に検証し、その結果を公開しています。少しでもご自分の運用アイデアの足しにでもなればこんなに嬉しい事はありません。是非チャンネル登録お願いします。

———————————————————————-

(Visited 67 times, 1 visits today)