Last Updated on 2026年6月30日 by ぷーやん

止まらない乱高下、今の市場で勝つための思考法
日本のマーケットは相変わらずの乱高下。相場が落ち着く気配を見せない。
上のチャートを見てもわかるように昨夜のイブニングセッションも象徴的だった。
日経平均先物は始まってから米国市場オープンまでの間に、突如として1,000円超の急落を見せた。しかし、そこから米国市場オープン直後に今度は急反発し、2,000円近く上昇するというジェットコースター相場。
投資家を翻弄する、毎度おなじみの光景だ。
このような展開で最も弱いのが、トレンドフォローやモメンタムを追求するモデルである。運用中の「スイングモデル・バージョン5」も、ここ2ヶ月ほど続く乱高下に翻弄され、苦戦を強いられている。
日経VI(ボラティリティ・インデックス)は30を超える水準で推移しているが、ボラティリティが高いこと自体は問題ではない。
真の問題は、極めて短い時間軸で乱高下を繰り返す点にある。
この激しい値動きは、マーケット参加者の間で疑心暗鬼が広がっている何よりの証拠だろう。
AI相場の変容と市場の迷い
現在の相場を牽引してきたのはAI・半導体関連だが、ここに来て明確な変化が見られる。
米国のマグニフィセント・セブンをはじめとするハイパースケーラー(Google、Amazon、Microsoftなど)は、年初から株価が20~30%下落しており、NVIDIAの株価も冴えない。
一方で爆上げしているのはメモリ関連だ。
これに追随して半導体関連の電線、冷却設備、ユーティリティ関連、さらには半導体の素材関係へと物色が広がっている。
中には、一見すると半導体とは縁もゆかりもなさそうな味の素やTOTOのような銘柄までが、半導体関連として組み込まれている。
市場が明らかに迷っている。
どのセクターを買い、何を売るべきか、市場全体が方向感を見失っているのだ。この迷いが続いている限り、しばらくはこの乱高下相場と付き合うより他に道はない。
乱高下相場との向き合い方
この状況下では、移動平均などからの乖離を利用した短期的な逆張り戦略も有効かもしれない。しかし、それは極めてギャンブル性の高いトレードになりがちだ。
もし、この不毛な消耗戦に巻き込まれたくないのであれば、相場が落ち着くまで一旦マーケットから距離を置くのが正解だろう。
ただし、その姿勢を貫くと、時折発生する強烈なトレンド――一直線に上昇、あるいは暴落するチャンス――を逃すリスクがあることも忘れてはならない。
僕は、今の相場における急な暴落タイミングを常に測っている。
そのため、モメンタムモデルを止めず、毎日仕掛けを続けている。損切りが続くことは、大ホームランを打つための「コスト」だと割り切っているのだ。
三振を恐れず、機が熟した瞬間に一気に利益を回収する。それが、今の荒れた市場を生き抜くための戦略として考えている。
PS
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この記事の監修者:ぷーやん(35年の実績)
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