【株式投資】日本が戦争をしている時も株は取引されていたという事実

Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

昨年、東京取引所はシステムトラブルで丸一日、取引が全面停止になるという失態を起こしたのは記憶に新しいが、そもそも株式市場というのは絶対に中断してはならないというのが世界の常識だ。

現在は株の取り引きが全てコンピュータ化されているので、売買に人が介入することは無くなったが、昔はコンピューターなど無いので、多くの立会人が手振り身振りで株の売買を執行していた。

昔といっても今からわずか30年前位までは、こんな感じで大勢の人間がひしめき合い、怒号が飛び交う中で「買いだ、売りだ」とやっていたのである。

まさに相場の熱気を肌で感じながら株は売買されていたのだ。

歴史は繰り返すのか | Lafayette BLOG|ラファイエット ブログ

そしてコンピューターが自動で売買するようになり、人が消え去った現在の東京証券取引所

JASDAQ - Wikipedia

フラッシュクラッシュみたいに、コンピュータ売買でわずか数秒間でトンデモナイ暴落が起こる今の取引所は、当然人間がワーワーとやっていたら決して起こらない現象でもあるが、昔の場立ちの人は30年後に東京証券取引所から人がいなくなる光景など誰も想像しなかったであろう。

決して閉鎖されてはいけない株式市場だが、さすがに日本がアメリカと戦争していた時期は株式市場は閉鎖されていたと思っていたのだが、なんと戦時中も取引は続けられていたというのを知って驚いた。

日本は過去に、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争と3つの大きな戦争を経験しているが、戦前の相場感は「戦争は買い」というのが常識だったようだ。

太平洋戦争は日本が屈辱的な敗北を喫したわけだが、この間の株価は政府の強引な経済統制により株価は暴落せずに堅調だったという。

株価が堅調だった理由は、政府が戦時国債を利回りが良いからと言う理由で国民に売りつけ、日銀にも大量に引き受けさせたからだ。

しかしその反動は凄まじく、無謀な戦費調達からハイパーインフレが起こり、文字通り株券やお札は紙切れになった。

結局、株価が堅調だったのは、お金を無限に刷りまくって何とか帳尻を合わせていただけの事だったのだが、これってもしかしたら今の状況と瓜二つではないだろうか?

コロナ禍の経済対策で政府は何十兆円もの補助金をばら撒き、国債を全部日銀に引き受けさせている。

日銀はお金を無限に刷りまくることができるので、そのお金で国債を買い、更に株が暴落しないように更にお金を刷りまくって株価を支える。

政府は歴史から何も学ばないばかりか、同じ地獄を見ようとしているのか?

戦後の恐ろしいハイパーインフレの足音がひたひたと聞こえてくるような気がしてならない。

コロナも恐ろしいが、コロナ以上にもっと恐ろしいことが起こらなければいいのだが・・

PS

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