すでに消滅した仕事とこれから消滅する仕事

Last Updated on 2025年9月26日 by ぷーやん

AIの台頭で、多くの仕事が消えていくと言われている。

特に、テック企業では新卒レベルのプログラミングがAIで代替され、人材の需要が大きく変化している。また、定型的な書類作成を行う行政書士や、法律・会計分野の専門家である弁護士、会計士の業務も、AIに置き換わると予測されている。

AIがどこまで人間の仕事を奪うかは未知数だが、歴史を振り返れば、その変化はかなり劇的だ。

昭和の時代、憧れの職業だったエレベーターガールや電話交換手、駅の改札係員は、テクノロジーの進歩と共に一瞬で消え去った。

私たちの知らないうちに、華やかだった仕事が静かに消滅していった歴史がある。

昭和時代の消え去った仕事~切符切り

JRがまだ国鉄だった頃は、驚くほど地道な仕事があった。それは、駅の改札でひたすら切符を切るだけの仕事だ。

ただ切符を切るだけにもかかわらず、その仕事には厳格な規律があった。制帽、制服、ネクタイを着用し、狭い改札口の小さな空間にこもって、来る日も来る日も黙々と切符を切り続ける。まるで修行僧のような、単調で地味な作業だった。

現代では、このような単純作業に耐え続けることは困難だろう。

しかし、当時の職員たちは、この一見単調な仕事に誇りを持ち、日本の鉄道を支えていた。その姿は、今の時代では想像もつかない、「勤勉さとプロ意識の象徴だった」と言えば聞こえはいいのだが・・・

昭和時代の消え去った仕事~エレベーターガール

昔の三越などの百貨店は、今とは比較にならないほど格式が高く、特別な場所だった。単なる買い物の場ではなく、そこへ行くこと自体がステータスだったのだ。

特筆すべきはエレベーターガールだ。

彼らは、まるで飛行機のCA(客室乗務員)のように、客を丁寧にもてなす役割を担っていた。ただ階を移動させるだけでなく、エレベーターという限られた空間で、一人ひとりの客にきめ細やかなサービスを提供していた。

彼女たちは単なる案内役ではなく、まるで空の旅を演出するように、エレベーターでのひとときを特別な体験に変えてくれる存在だった。

飛行機に乗るCAのように、百貨店のエレベーターに乗って客を案内する、そんな時代があったのだ。

昭和時代の消え去った仕事~電話交換手

昔、電話が自動で繋がらなかった時代、電話をかける人と受ける人を手動で繋ぐ「電話交換手」という仕事があった。

電話をかけたい人は、まず交換所に繋ぎ、オペレーターに相手の番号を伝える。

すると、彼女たちはボードに並んだ無数の穴(ジャック)の中から相手の番号を探し、コードを手作業で差し込んで通話をつないでいた。

この仕事は、単にケーブルを繋ぐだけの単純作業ではなかった。

交換手は、人々の声と声を繋ぐ架け橋であり、時には緊急の連絡や伝言を伝える重要な役割を担っていた。彼女たちの丁寧な対応と素早い手作業が、当時の日本の通信網を支えていたのである。

現在では機械がすべてを自動で行うため、この仕事は完全に消滅した。

AIという新たな波は、過去の変化よりもはるかに大きな影響を社会に与えるかもしれない。

今ある仕事の多くが、未来にはもう存在しない可能性を秘めているのだ。

PS
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