資産を通貨で持つのは「罰ゲーム」になった

Last Updated on 2025年9月25日 by ぷーやん

最近、こんな風潮を感じないだろうか?

一生懸命働いて貯めたお金、つまり銀行口座にある数字が、なんだかどんどん軽くなっていくような感覚。

かつては安定の象徴だった現金預金を持つことが、もはや資産保全の面から見ると「罰ゲーム」のようになっている。

なぜこんなことになってしまったのか。

通貨の「刷りすぎ」が価値を希薄にする

理由は、世界中で行われている「通貨の過剰な発行」だ。

特にコロナ禍以降、各国の中央銀行は経済を支えるためと称し、大量のお金を発行した。これにより、市場に流通するお金の総量(マネーサプライ)が爆発的に増加。

しかし、モノやサービス、企業の生産力は、お金が増えたペースほどは増えない。

ごくシンプルに考えてみよう。

世の中にリンゴが10個しかないのに、それを買うためのお金が100円から1,000円に増えたら、リンゴ1個の値段はどうなるだろうか?当然、値段は上がる。これがインフレのメカニズムだ。

我々の銀行口座にあるお金も同じ。

発行量が増えれば増えるほど、そのお金自体の価値は下がり、相対的にモノの値段が上がる。これが、「通貨の価値希薄化」という現象だ。

価値が残るのは「モノ」、そして「金」

では、この状況で、価値を保てる資産は何であろうか?それは、希少性があり、人々が普遍的に価値を認める「モノ」だ。

その代表格が、人類の歴史を通じて価値を保ち続けてきた「金(ゴールド)」。

通貨は国が発行するもので、その国の信用や政策に大きく左右される。しかし、金は地球上の埋蔵量が限られていて、簡単に増やすことはできない。

政治や経済が混乱すると、信用不安に陥った通貨から資金が逃げ出し、その避難先として金が買われる傾向がある。

この動きは、かつて世界で主流だった「金本位制」への回帰を思わせる。金本位制とは、自国通貨と金を一定の比率で交換することを保証する制度だった。

これにより通貨の乱発を防ぎ、その価値を安定させていた。今は紙幣をいくらでも刷れてしまうが、将来的に、金のように希少な資産を基準にしないと、通貨の価値がコントロールできなくなるかもしれない。

株価も「金建て」で見る時代へ

この考え方を株式市場にも応用してみよう。

多くの人は、株価が上がれば「資産が増えた」と考える。しかし、それはあくまで「円建て」や「ドル建て」で見た場合の話だ。

もし通貨の価値が半分に希薄化したらどうなるだろうか?

株価が2倍になったとしても、それは通貨のインフレ分を補っただけで、実質的な価値は増えていないかもしれない。本当にその企業の価値が上がったのかを判断するには、株価を「金建て」で見てみる必要がある。

つまり、ある企業の株が、一体どれくらいの金の量に相当するのかを比べるのだ。そうすることで、通貨の変動に惑わされない、より本質的な価値が見えてくるはずだ。

現金や預金が安全資産だという時代は、もう終わったのかもしれない。

自分の資産を「通貨」で持っていることのリスクを真剣に考え、価値の希薄化に強い資産へと目を向けることが、これからの時代を生き抜く上で不可欠だろう。

10年前に買ったユニクロの株は今では3倍になっているが・・・

今の株高が金建てで見た場合、如何にこの株価上昇が砂上の楼閣であるのかを知ることになる。

たとえば、10年前に購入したユニクロの株。現在では株価が3倍になっている。

この数字だけを見ると、まるで夢のようなパフォーマンスに思える。しかし、これを「金建て」で計算し直してみると、驚くべき事実が浮かび上がってくる。

下のグラフはユニクロの株価と金先物の株価を比較したチャートだ

これだけ見ると確かにユニクロはすごいパフォーマンスのように見えるが(青)、金(オレンジ)はそれ以上に上昇している。

そして金建てにした場合は、チャートは一変し、ユニクロの株価の価値は10年からマイナス30%という驚くような数字になる。

その分金が猛烈に上昇して、通貨の価値が下がったわけである。

近年、金は凄まじい勢いでその価値を上げており、相対的に円やドルの価値が下がってしまっている。この関係は、ご覧いただいているグラフが物語っている。

つまり、これからの投資では、ただ株価が上がる銘柄を選ぶだけでは不十分なのだ。

金の上昇率を上回る株価の伸びを見せる銘柄、そしてインフレの波をはるかに凌駕する成長性を持つ企業を見つけ出すことが、成功への鍵となる。

もちろん、そのような銘柄は簡単に見つかるものではない。

しかし、次回のセミナーでは、このような厳しい視点から厳選した、インフレや金の価値上昇をものともせず、力強い成長を続けている銘柄について、皆さまにご紹介していく。

これからは金の価値を凌ぐ株価の上昇率をしている銘柄を探す必要があり、そういう銘柄こそがインフレに強い、インフレよりもはるかに強い成長性を持った会社なのだろう。

PS
【9/27開催】金高騰の真実と資産防衛の戦略を学ぶセミナー

今日もお越し下さりありがとうございます
応援よろしくお願いします!

先物・オプションランキング

メルマガ詳細
(Visited 75 times, 1 visits today)