
株や仮想通貨を自動で売買するAIが最近よく聞かれ、中でも「FINMEM」って名前のAIが注目されている。
このAIが面白いのは、人間の「記憶」の仕組みを真似しようとしているところだ。
FINMEMは、情報を覚える場所をいくつかに分けている。
まず、株に関する「最近のニュース」みたいな新しい情報は、短い間だけ覚えておく場所(短期記憶)に入れる。
会社の「四半期報告書」のような、もう少し大切な情報は、少し長い間覚えておく場所(中期記憶)に置いておく
面白いのは、短期記憶の中でよく見たり、トレードに役立ちそうだったりする情報も、大事だということでここに移動してくる仕組みがある。
さらに会社の「年次報告書」にあるような、特に重要な情報は、もっと長い間覚えておく場所(長期記憶)に保管される。これも、中期記憶から選ばれた情報が移ってくる。
覚えた情報にはそれぞれ「重要度」と「新しさ」みたいな点数がついていて、時間が経つと人間みたいにだんだん忘れていく。
でもある情報を使ってトレードして「うまくいった!」っていう結果につながった場合、その情報の「重要度」が上がる仕組みになっている。
そして重要度が高くなった情報は、さっき言ったように、より長く覚えておける上の記憶の場所に自動で移動していく。次に何かを買うか売るか決めるときは、これらの覚えておいた情報を参考に判断する。
これだけじゃない。
FINMEMには、自分がやったトレードの結果を見て、「あの時の判断は良かったかな?」「悪かったかな?」と反省するための特別な記憶(反省用の記憶)が別に用意されている。
こうやって自分のトレードを振り返ることで、次にもっと上手な判断ができるように学習する。これはトレードで成績を上げる上で、すごく大事な機能になる。
FINMEMには、まるで「人間の性格」みたいな設定もできる。
特定の株について詳しくなるように、その会社の専門知識を教え込んだり。
トレードでどれくらいリスクを取るかも決められる。例えば「あまり損したくない)」とか「思い切ってやってみよう」とか。
さらにすごいのは、最近のトレード成績が良ければ、自動でちょっと大胆になるように設定することもできる。
いきなりお金を出してトレードするのではなく、FINMEMには「勉強期間」という準備の期間がある。
この期間に、過去のたくさんのデータを見て、「こんな時には買うのがいい」「あんな時には売るのがいい」というトレードの「コツ」や「知識」を学ぶ。
この勉強期間があるおかげで、従来のやり方みたいに何年も古いデータを見なくても、半年から1年くらいの短いデータで成績を上げられる可能性があると言われている。
実際に、テスラやアマゾン、マイクロソフトなどのいくつかの有名な会社の株でテストした論文では、FINMEMが他のAIを使った方法より良い成績を出したと報告されている。
でも、まだテストした銘柄が少なかったり、試した期間が短かったりするから、これからもっと色々な市場や期間で実際に使えるかは、研究が進む必要がある。
FINMEMは、このように人間の「記憶」や「反省」、ちょっとした「性格」のような考え方をコンピューターに取り入れて、自動でトレードをもっと賢くしようという、とても面白い挑戦だ。
まだ全てが実用的かというと研究段階の部分もあるけど、AIが人間の得意なことを真似ることで、新しい可能性が生まれることを感じさせてくれるシステムだ。
PS

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