Last Updated on 2025年9月1日 by ぷーやん

今、世界中で「オーバーツーリズム」という言葉が日常的に語られるようになっている
観光地が観光客であふれ返り、地元の暮らしや文化、そして自然環境までもが押しつぶされていく現象だ
最大の理由は明らかで、格安航空会社──いわゆるLCCの存在が大きい。航空券がこれまでの常識を覆すほど安くなり、かつては一部の人しか行けなかった場所へ誰でも気軽に飛べるようになった
そこに加えて、エアビー&ビーをはじめとする民泊サービスの普及が拍車をかけた。ホテル不足を埋めるかたちでどこでも宿泊できるようになり、観光のハードルが一気に下がったのだ
その結果、主要な観光地は人であふれ返っている
だが皮肉なことに、その背景には旅行会社の戦略も関わっている。とっておきの秘密の場所」を掘り起こし、あたかも隠れ家のように紹介する
最初のうちは観光客の数も程よく、その町は新しい収入源を得て活気づく。しかし時間が経つと、SNSの拡散力によって一気に火がつく。
やがてLCCが直行便を飛ばし、今度は普通の人たちが雪崩のように押し寄せる。結果として、町はオーバーツーリズムに飲み込まれ、崩壊してしまう。これは今や世界各地で繰り返されている典型的なパターンだ
日本も例外ではない
東京や大阪などの大都市はすでにオーバーツーリズムの代表格となっている。これからは地方の「とっておきの場所」が同じ運命をたどるだろう
誰かがSNSで紹介すれば、ほどなくして格安航空会社が乗り入れ、世界中から観光客が押し寄せる。しかしその多くはお金を大して落とさない。ただ大量に訪れては街のキャパシティを超え、結局はその土地も疲弊してしまう
こうしたことが繰り返されていくと、いずれ世界中の名だたる観光地は軒並み疲弊し、どこもかしこも人で埋め尽くされる未来がやって来るかもしれない
静けさや余裕を感じられるのは、ほんの一握りの富裕層だけが滞在できる高級リゾートぐらい。
そんな時代が目前に迫っているのかもしれない
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