2025/9月の成績

Last Updated on 2025年10月4日 by ぷーやん

日経平均株価の上昇の勢いが、現状止まる気配を見せていない。

特に9月に入ってからは、日経平均がなんと単月で2,300円もの大幅な上昇を示すという非常に強い値動きを見せている。

この上昇の過程においては、25日移動平均線に接触した後、そこから素早く反発してリバウンドするという典型的なパターンが、今年の4月以降、継続的に繰り返されている状況である。

この動きは、日本市場が米国市場の動きの影響を非常に強く受けていることを端的に示していると言える。つまり、米国市場の勢いがそのまま日本市場に波及し、日本株の値動きに直結しているという関係性があるのだ。

特に現在の相場におけるメインテーマとしては、AI関連銘柄やデータセンター、半導体関連銘柄が中心となっている。

日本市場においても、このテーマに関連する銘柄が大きく注目され、株価が突出して上昇している。

具体的には、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテスト、フジクラなど、AIやデータセンター、半導体関連の銘柄が主力として日経平均を押し上げている。

この結果、これらわずか数銘柄だけで、日経平均の値動きの半分以上を構成している状況になっている。

まさに世界的な半導体ブームの恩恵を受け、米国市場で顕著に見られる半導体関連の強い流れに、日本市場も完全に取り込まれている構図だと言える。

しかし、この構図には重要なリスクが存在する。

米国市場が崩れた場合、日本市場もほぼ同様に強い影響を受けることは避けられない。つまり、今後の日経平均の株価動向は、基本的に米国市場次第という状況にある。

日本独自の企業成長や国内の経済要因が株価に大きく影響する可能性は現時点ではあまり考えにくく、すべての産業に均等に投資が入っているわけではない。

むしろ、先ほど挙げた半導体・AI関連のテーマ銘柄だけが市場を牽引しているという構造になっており、この構造は今後も大きく変わることはないだろう。

したがって、米国市場が崩れた際には、日本市場もほぼ同じような形で下落する可能性が十分に考えられる。

そのため、安易に押し目だからと言って無条件で買いを入れることは非常にリスクが高く、手を出しにくい状況である。

今後は、こうしたリスクに備えて、ショートポジションを適切に組むなど、リスクヘッジを意識した運用が求められるだろう。

市場の構造や米国市場との連動性を十分に理解した上で、慎重に戦略を立てることが今後の投資において重要になってくると考えられる。

9月の日経平均先物の値動き(〇印)

日経VI指数

2025/9月成績 

(ミニ1枚)
ドテン(標準)+117,000円
スイングver4   -145,000円
スイング・Harvest -91,500円
東京デイver2.0(順)-38,500円
東京デイ(逆)+71,500円
ナノ・ディップ +275,000円
ナノ・モメンタム +140,000円

計 +328,500円

月次 2024年~ 

日付ドテン標準スイングver4スイング・Harvest東京デイ順ver2.0東京デイ逆ナノ・ディップナノ・モメンタム損益計
2024/1139,500160,000302,00054,000-180,00029,000-12,000492,500
2024/280,500241,00053,500-20,5005,000150,000194,500704,000
2024/3-284,00068,500-30,50021,50057,500271,50072,800177,300
2024/4-116,000188,00081,000101,500109,500159,50011,500535,000
2024/5-188,000103,000150,500-34,00087,00039,000-163,500-6,000
2024/6-364,00079,500116,000-36,000-35,000179,000-26,500-87,000
2024/7410,500-33,000173,500181,50042,000-127,840359,0001,005,660
2024/896,500477,000167,50021,500-7,000-76,380-162,000517,120
2024/944,000222,000263,000116,500213,5006,970296,5001,162,470
2024/10144,500245,000397,500-80,500209,500161,14082,5001,159,640
2024/11-400,000-6,500190,000111,00099,50014,750-110,000-101,250
2024/12-255,50048,50033,00076,00025,730-4,500-76,770
2025/1-215,000-132,500182,50042,00073,000243,50059,000252,500
2025/2-87,50063,00038,000-52,00033,500148,500-34,500109,000
2025/374,50042,000111,00083,500-68,00041,00057,500341,500
2025/4-506,000334,000-54,000-56,0006,00044,910129,500-101,590
2025/5-453,50020,00018,0004,00089,500168,000-88,500-242,500
2025/6-263,500-37,00081,50023,000-5,500155,0001,000-45,500
2025/7-52,00051,50081,000-23,50099,500127,000-123,540159,960
2025/8-188,000197,000-70,000-6,500-186,000-21,050-39,000-313,550
2025/9117,000-145,000-91,500-38,50071,500275,000140,000328,500

2015~

ドテンモデル(標準)

2025/9月
ドテン(標準)+117,000円

2015~

今回よりドテンモデルについてはこれまでの複数のバリエーションを使用してきたものを一旦整理し、標準版に統一することにした。

ドテンモデルに関して言えば、9月の成績は久しぶりにプラスの収益を記録することができ、これまで続いてきた低迷や苦戦から少し回復の兆しが見えてきたと言えるだろう。

具体的には、日経平均株価は9月単月で約2,300円という大幅な上昇を示した。

この上昇相場の流れにおいて、特にロングポジションが、よりうまく市場の動きに乗ることができたようである。その結果として、ドテンモデルも一定の恩恵を受け、久しぶりのプラス収益につながったと考えられる。

しかしながら、現在のドテンモデルは依然として長期間にわたるドローダウン状態が続いており、ここらあたりでそろそろ底打ちして、安定した回復局面に入ってほしいと期待しているところである。

ただし、今後の相場の展開を見ていくと、決して油断はできない状況に変わりはなく、突然の変動や逆風が来る可能性もある。

そのため、短期的な結果に一喜一憂することなく、あくまで冷静に、静かに状況を見守りながら、ドテンモデルの回復を待ちたい。

スイングモデルスイングHarvestモデル

2025/9月
スイング -92,500円
スイング・Harvest  -91,500円

年次 2015~

9月のスイングトレードは、序盤こそ利益を積み上げていたものの、日銀の政策決定会合という予期せぬ一撃で全てが暗転した。

会合前の市場の予想は「無風」だった。金利を上げられない状況下で、大きなサプライズはないと皆が読んでいた。しかし、この平穏な空気は、上田総裁による株式ETF売却に関する発言で一変した。

総裁は、保有ETFの売却に「100年かかる」という、極めて長期的な時間軸を唐突に持ち出したのだ。

日銀は日本株最大の保有者であり、その売却は市場に激震をもたらす。金利を動かせないため、せめてもの「パフォーマンス」として売却方針に触れたのだろうが、この「100年」という具体的な言葉が、極度に敏感なマーケットの神経を逆撫でしてしまった。

市場はこれに過剰に反応。まるで瞬間最大風速のような勢いで、一時1,500円程度の下落という暴落に見舞われた。短期トレーダーである自分は、この荒波に完全に巻き込まれてしまったのが、最大の敗因である。

「100年かけてぼちぼちやる」など、短期トレーダーにとっては言わなくてもいいこと、むしろ問題しかない発言であった。

金利を上げられない中で、市場に不必要な波風を立てた日銀に対する恨み節が募るばかりだ。

東京時間デイトレ(順張り+逆張り)

2025/9月
東京デイver2.0(順)-38,500円
東京デイ(逆)+71,500円

2015~

東京時間におけるデイトレモデルについて確認すると、今月は逆張りモデルが比較的高い収益を上げる結果となったのに対し、逆に順張りモデルの方はマイナスの成績となった。

東京時間用の順張りモデルと逆張りモデルは、もともと互いに逆相関になるように設計されたアルゴリズムで動くようになっている。

そのため、基本的な設計思想としては、どちらか一方が利益を上げれば、もう一方は損失を出す可能性が高い構造になっている。

しかし、今月の結果を見ると、この基本的な構造通りに動いたと言える状況だった。

すなわち、順張りモデルと逆張りモデルが、設計上意図された通りに互いに相関・逆相関の関係を保ちながら、東京時間のデイトレードにおける市場の値動きにうまく対応できたということになる。

このように、アルゴリズムが想定通りの挙動を示したことにより、今月の東京時間における取引環境においては、各モデルがそれぞれの役割を果たし、順張り・逆張りそれぞれの性質を生かした形で収益を上げる結果につながったと言えるだろう。

ナノ・ディップ+ナノ・モメンタムモデル

2025/9月
ナノ・ディップ +275,000
ナノ・モメンタム +140,000

今回のアップデートより、新たに日経平均先物を対象としたモデルとして、「ナノ・モメンタムモデル」と「ナノ・ディップモデル」の2つをラインナップに加えることにした。

これまでのモデル群とは異なる特性を持つこれらのモデルは、それぞれ独自の手法で市場の値動きに対応する設計となっている。

まず、ナノディップモデルについて説明すると、すでに公開している通り、このモデルは直近の小さな押し目を拾いながら、適度な利確幅を持たせて何度も利確を繰り返す仕組みになっている。

このプロセスを短期間に何度も反復することで、小さな利益を着実に積み重ねていく、いわば押し目買いの戦略に特化したモデルである。

特にこのナノディップモデルは、9月の上昇局面における値動きに非常にうまくフィットしており、基本的には上昇トレンド時に小さな押し目を拾う設計となっているため、9月においてもその威力が十分に発揮される相場環境になっていたようだ。

一方で、ナノモメンタムモデルについては、こちらはナノディップモデルとはアプローチが異なる。

具体的には、直近の小さな押し目を拾うのではなく、直近の小さなモメンタムに乗り、モメンタムが勢いを増してブレイクアウトのような動きになった場合には、その動きに沿ってポジションを取り続ける設計である。

このモデルの特徴としては、トレンドが継続する限りそのままモメンタムに乗り続けることができるため、大きなトレンドが発生した場合には、それに応じて大きな利益を狙える点にある。

さらに興味深いのは、この2つのモデルの相関関係である。

両者の相関係数はマイナス0.5程度となっており、損益の方向が一定の逆相関の関係にあることを示している。

このため、一方が利益を上げる局面ではもう一方が損失を被る可能性があり、逆にバランスを取る形でポートフォリオ全体の安定性に寄与する可能性がある。

結果として、両モデルを組み合わせて運用することで、リスク分散と収益機会の両方を期待できる、非常に有望なモデル群となっていると言えるだろう。

今後も、このナノディップモデルとナノモメンタムモデルは、予想不可能な相場環境に応じて大いに活躍が期待できると考えており、引き続き注目して運用していきたいところである。

ナノ・ディップモデルについて

ナノ・モメンタムモデルについて

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