Last Updated on 2025年8月4日 by ぷーやん

週末に発表されたアメリカの雇用統計。その内容がまさかの下振れという、非常に衝撃的な結果となった。
市場の期待を大きく裏切る数字だったばかりか、それだけにとどまらず、さらに驚くべきことに過去2ヶ月分の雇用統計の数字までもが下方修正されるという事態に発展。これによって、マーケットはまさに「雇用統計ショック」とでも言うべき状況に見舞われ、市場心理は一気に冷え込み、投資家たちは狼狽した。
絶好調だった米国株市場は、その勢いを一気に削がれ、大きく下落。
そして、その流れを受ける形で、日本市場、特に日経平均先物も大きく下げ足を速め、ついには心理的節目とされていた4万円という大台を割り込む展開となった。これは象徴的な下落であり、単なる調整では済まない重みを感じさせる。
現時点では、ここから明確なリバウンドが起きる、というような前向きなイメージはなかなか湧いてこないのが正直なところだ。むしろ、マーケット参加者の多くは「怖々と上昇についていっている」状態であり、その不安定な心理の中では、疑心暗鬼がじわじわと、しかし確実に広がっていっている印象がある。市場の上昇に対する確信が弱く、不安と恐れが背景にある中での上昇は、非常にもろい。
繰り返しになるが、相場というのはどれだけ理不尽であっても、どれだけ現実と乖離していても、音楽が鳴り続けている限り、踊り続ける人が必ずいる。
それがマーケットの性(さが)であり、例え今の相場がまったく理解不能なほどに吹き上がっていようとも、踊る者たちは音楽に身を委ねて舞い続ける。
そして、バブルというものは、常にその渦中にいるときには決してそれがバブルだとは気づけない。
バブルの真っ只中にいる間、人々はそれが当たり前のように思ってしまう。しかし、バブルはいつか必ず破裂する。それが避けられない運命であり、破裂した後に初めて「あれはバブルだったのだ」と気づくのが常である。それゆえに厄介であり、恐ろしい。
短期トレーダーというものは、基本的に「相場の方向」に従って動く存在である。
上げ相場であれば買い、下げ相場であれば売る。ただそれだけ。今の相場が割高であろうが割安であろうが、その評価は一切関係がない。ファンダメンタルズも、業績も、経済指標もすべて無視して、ただただ流れに身を任せてダンスを続ける。音楽が鳴っている間は、そのリズムに乗るしかないという宿命を背負っているのが、短期のトレーダーなのだ。
そして今日も、さまざまな立場の人々がさまざまな意見を語り始めるだろう。強気もいれば弱気もいる。中立もいれば楽観も悲観もある。
だが一つ言えることは、皆が何らかの疑念を抱えながら、半信半疑のままポジションを取っているという現実である。その心の奥には、いつ崩れてもおかしくない、そんな不安が静かに潜んでいるのかもしれない。
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