2025/11月の成績

Last Updated on 2025年12月6日 by ぷーやん

2025年11月 運用成績:大荒れ相場でのモデルのパフォーマンスと今後の展望

11月は、前月の大きな上昇相場(10月)から一転し、市場全体が大きく反落する展開となった。この反落局面において、市場の値動きは極めて不安定だった。

特に、日々のボラティリティは10月以上に大幅に上昇した。

しかし、その値動きは一方向に素直に動くものではなく、1日のザラ場(取引時間中)において何度も大きく乱高下する、まさに「大荒れの相場」だった。

投資家心理が揺れ動く中で、極めて機敏な対応が求められる環境だったと言える。

このような難局にもかかわらず、運用モデル自体は好調に推移した

現在運用している5つのモデルが、過去最高益を更新するという好結果を残し、モデルの有効性と堅牢性を示す形となった。

しかしながら、このボラティリティの高さは、運用上の不安定要素も併せ持っている。

1回の取引における損益の変動幅が1,000円を軽く超えるような状況では、たとえモデルが全体として好調でも、一度大きな「穴」(=モデルの予測が外れて急激な値動きに巻き込まれること)に入ってしまうと、単一の取引で大きな損失が発生するリスクが極めて高いことを示している。

不安定な値動きの中で、リスク管理の重要性が改めて浮き彫りになった。

このリスクを抑制するため、ポートフォリオでは、「順張り」と「逆張り」を組み合わせ、さらに保有ポジションの期間が異なる複数のモデルを導入している。

これにより、特定の相場環境に偏ることなく、リスク分散を図ることで、結果として概ね好調な運用を維持できたと考えている。

米国市場と今後の展望

運用成績を左右する外部環境として、米国市場の動向も注視している。

現在、市場には「米国市場の利下げが近い」という期待が、引き続き良好なムードとして盛り込まれており、これが市場を下支えする要因の一つとなっている。

一方で、AI関連銘柄については、このところ急速な株価上昇を受け、かなり高値警戒感が出始めている。「AIバブル」という声も聞かれる中、この先の値動きは予断を許さない展開だ。

特に、金利の動向や、AI関連企業の今後の業績見通しによっては、市場全体、特に高成長期待の銘柄群で大きな調整が入る可能性もある。

今後も、市場のボラティリティが高い状態が継続することを前提に、モデルの改善と、リスクをコントロールしながら、安定的なリターンを目指していく。

11月の日経平均先物の値動き(〇印)

日経VI指数

ボラティリティ(市場の変動性)を測る指標として、投資家が市場の恐怖心や将来の不確実性を読み取るために広く活用されているのが日経平均VI指数。

この日経VI指数は、瞬間的には40ポイントを超えるという極めて異例な水準を記録している。

そもそも、日経平均VIが40ポイントを超えるというのは、市場が単なる調整ではなく、投資家心理が極度に不安定化し、危機的な状況にあることを示唆する値である。

これは、過去の金融危機やパンデミック発生時などに匹敵する、極端な「大荒れの相場」が発生していることの客観的な裏付けとなる。

逆に言えば、これほどまでに市場が大きく動くということは、短期的な価格の歪みや急激なトレンド形成を捉えることで、短期間で高いリターンを獲得できる「大きなチャンス」が潜んでいることを意味する。

しかし、同時に、この極端な値動きは「大きなリスク」に直結する。

少しでも判断を誤ったり、予測と反対方向に相場が動いたりした場合、保有ポジションは瞬時に大きな含み損を抱え、最悪の場合、致命的な損失につながる可能性がある。

したがって、このような極めて不安定で変動性の高い市場環境においては、収益追求以上にリスクコントロールの徹底が求められる。

具体的には、ロスカットルールの厳守ポジションサイズの綿密な調整といった資金管理を何よりも徹底する必要がある。これが、高ボラティリティ相場で生き残り、利益を追求するための絶対条件となる。

2025/11月成績 

(ミニ1枚)
ドテン(標準)+359,000円
ドテンST1 +309,500円(最高益更新)
ドテンST2 +438,000円
スイングver4 +143,000円(最高益更新)
スイング・Harvest +144,000円(最高益更新)
東京デイver2.0(順)-42,500円
東京デイ(逆)+160,500円(最高益更新)
ナノ・ディップ +40,120円(最高益更新)
ナノ・モメンタム +143,500円(最高益更新)

計 +947,620円

年次 2015~

 ドテン標準ドテンST1ドテンST2スイングver4スイング・Harvest東京デイ順ver2.0東京デイ逆ナノ・ディップナノ・モメンタム損益計
2015-114,500149,500250,000352,000217,000161,000223,500126,33055,0901,020,420
2016666,500576,000888,500376,500145,500302,000132,500227,520753,7302,604,250
201740,500-29,000114,500175,50067,50060,00032,000-25,660146,600496,440
2018668,50083,000751,000611,500339,500242,00098,500151,730671,5002,783,230
2019-135,500188,00086,000464,000127,500-4,000144,500450137,000733,950
2020668,000628,000515,000933,000719,500285,500230,500255,560337,8603,429,920
2021109,000953,000358,000923,000265,000105,00035,500160,65090,9401,689,090
2022692,000-175,000557,500494,000534,500126,000216,000508,860573,0903,144,450
2023522,000610,500992,000429,000229,000232,500188,500-154,7101,058,5002,504,790
2024-692,0001,847,500745,0001,793,0001,774,500469,500677,500832,370538,3005,393,170
2025-939,0001,103,000124,5001,218,500599,00025,500386,5001,121,820637,4603,049,780

月次 2024年~ 

日付ドテン標準ドテンST1ドテンST2スイングver4スイング・Harvest東京デイ順ver2.0東京デイ逆ナノ・ディップナノ・モメンタム損益計
2024/1139,500192,500204,000160,000302,00054,000-180,00029,000-12,000492,500
2024/280,500191,500143,500241,00073,000-20,5005,000150,000194,500723,500
2024/3-284,000152,500-146,50068,500-30,50021,50057,500271,50072,800177,300
2024/4-116,00041,000-117,500188,00033,000101,500109,500159,50011,500487,000
2024/5-188,000189,500-163,500103,000142,500-34,00087,00039,000-163,500-14,000
2024/6-364,000-80,000-110,50079,500116,000-36,000-35,000179,000-26,500-87,000
2024/7410,500474,500418,500-33,000152,000181,50042,000-127,840359,000984,160
2024/896,500998,000637,000477,000149,00021,500-7,000-76,380-162,000498,620
2024/944,00081,000-20,500222,000240,500116,500213,5006,970296,5001,139,970
2024/10144,500-201,500125,000245,000387,500-80,500209,500161,14082,5001,149,640
2024/11-400,000-165,500-110,000-6,500190,000111,00099,50014,750-110,000-101,250
2024/12-255,500-26,000-114,50048,50019,50033,00076,00025,730-4,500-57,270
2025/1-215,000169,000-29,500-132,500182,50042,00073,000243,50059,000252,500
2025/2-87,500-146,50016,00063,000131,000-52,00033,500148,500-34,500202,000
2025/374,500-6,500-346,00042,00079,00083,500-68,00041,00057,500309,500
2025/4-506,00099,000-138,000334,000-46,000-56,0006,00044,910129,500-93,590
2025/5-453,50031,000-409,50020,0004,00089,500168,000-88,500-260,500
2025/6-263,500-166,5001,000-37,00081,50023,000-5,500155,0001,000-45,500
2025/7-52,00057,00026,50051,50082,000-23,50099,500127,000-123,540160,960
2025/8-188,000207,00049,000197,000-74,500-6,500-186,000-21,050-39,000-318,050
2025/9117,000-264,00040,500-145,000-114,000-38,50071,500275,000140,000306,000
2025/10203,000622,500387,000682,50064,500-14,50018,500392,5001,346,500
2025/11359,000309,500438,000143,000144,000-42,500160,50040,120143,500947,620

モデル別損益グラフ 2015~

ドテンモデル(標準)

2025/11月
ドテン(標準)+359,000円
ドテンST1 +309,500円
ドテンST2 +438,000円

2015~

ドテンモデルのパフォーマンスが、ここ数ヶ月で劇的に改善している。

標準モデルは、長期間にわたり収益の停滞やドローダウンの拡大に苦しんでいたが、直近の数ヶ月間でその状況は一変した。

具体的には、急激なドローダウン局面から損益を急回復させるという、目覚ましいパフォーマンスの転換を見せている。ようやく、長期間の低迷から脱却し、相場の動きにフィットしてきたという評価ができる。

従来のこのモデルの特性を振り返ると、そのパフォーマンスは市場の値動きの特性、特にボラティリティの質やトレンドの持続性といった相場環境に大きく左右される側面を持っていた。

過去1年から1年半の市場環境は、残念ながらこのドテンモデルのロジックが要求する特性とは乖離しており、その実力を十分に発揮できない時期が続いていたのだ。

しかし、ようやく現在の相場がモデルが最も得意とする変動パターンに回帰してきたと見られ、長期間の不振を経て、ドテン標準モデルも本来のパフォーマンス水準を発揮できるようになったようだ。

さらに、ドテンモデルの派生版として運用しているオプション版(ST1およびST2)についても、引き続き極めて好調な推移を維持している。

これら2つのオプションモデルは、現在の市場の乱高下の中でも安定性を発揮し続けており、年初来で継続的にプラス圏を維持している状況だ。

これは、ポートフォリオ全体のリスクをヘッジし、安定的なリターン基盤を提供する上で極めて重要な役割を果たしていることを示している。

ドテンモデルの復調は、モデルが相場環境の変化を乗り越え、長期的な検証期間で示された従来の期待パフォーマンスを取り戻しつつあることを強く示唆している。

スイングモデルスイングHarvestモデル

2025/11月
スイングver4 +143,000円(最高益更新)
スイング・Harvest +144,000円(最高益更新)

年次 2015~

ポートフォリオの中核を担うスイングモデル群については、特筆すべき安定性と強さを示している。

現在運用している2つのスイングモデルは、先述した「大荒れ相場」「極めて不安定な値動き」が支配する環境下においても、そのパフォーマンスを崩すことなく極めて順調に推移し続けている。

この安定性は、スイングモデルが目先のノイズに惑わされず、トレンドや市場の勢いを捉えるという設計思想に基づいているためだ。

日々の乱高下が激しい局面においても、スイングモデルは一貫して収益を積み上げており、ポートフォリオ全体の安定収益源として機能している。

特に、不安定な相場環境下でモデルが「順調に推移」し、「極めて安定している」という事実は、これらのスイングモデルが持つロバスト性(堅牢性)の高さを明確に証明している。

これにより、ポートフォリオは一時的な市場の動揺に左右されることなく、着実にリターンを追求できている。

東京時間デイトレ(順張り+逆張り)

2025/11月
東京デイver2.0(順)-42,500円
東京デイ(逆)+160,500円(最高益更新)

2015~

東京時間におけるデイトレードモデル群は、異なる戦略を持つモデル間の相補性が極めて有効に機能した展開であった。

特に、短期的な市場の反動を狙う逆張り戦略を採用するデイトレードモデルにおいては、市場の不安定さを逆に収益機会として捉え、この時期に過去最高益を更新するという成績を収めた。

このモデルは、東京時間のザラ場特有の激しい乱高下を収益機会として捉えることに長けており、相変わらず高い安定性を維持している。

一方、同じく東京時間で運用されるトレンドフォロー型のデイトレードモデルについては、厳しい戦いを強いられた。

東京市場のザラ場は、明確な一方向のトレンドが発生しにくく、細かな上下動(乱高下)が主体となる展開が続いた。

その結果、上手くトレンドの流れに乗ることができず、結果としてマイナス計上となった。

しかしながら、このトレンドフォロー型のマイナスは、逆張りモデルの圧倒的な収益によって完全に相殺された。

これは、デイトレードモデル群が、「トレンドフォロー型」と「逆張り型」という異なるロジックを両輪として持つことの重要性を改めて証明するものである。

不安定な市場環境において、互いの弱点を補完し合うことで、デイトレードモデル全体としては期待通りに機能し、引き続き堅調に推移している。

ナノ・ディップ+ナノ・モメンタムモデル

2025/11月
ナノ・ディップ +40,120円(最高益更新)
ナノ・モメンタム +143,500円(最高益更新)

「ナノモデル」についても、異なる戦略が補完し合う形で機能した。

トレンドフォロータイプのナノモメンタムモデルは、この乱高下相場の中で大きく収益に寄与した

11月の市場は日中のボラティリティが高く、短期間の急騰や急落が頻繁に発生する環境であったが、このモデルは、その極めて短い時間軸で発生するトレンドの「うねり」を巧みに捉えることに成功し、収益機会に変えることができた。これは、モデルが持つ短期的な価格勢いを判断する感度の高さを示している。

一方、逆張り手法であるナノディップモデルは、パフォーマンスが伸び悩み、期待したほどの収益には繋がらなかった。

ナノディップモデルの個別のエントリーおよびロスカットのタイミングを詳細に見ると、そのロジック自体は相場のうねり(値動きが上がったり下がったりするサイクル)に概ね合致していたことが確認できる。

まさに「惜しい」という表現が当てはまる局面が何度も見られた。

具体的には、エントリー後にわずかなところでロスカット水準に引っかかってしまったり、あるいは利益確定ラインに到達する直前で反転しロスカットになったりといった、紙一重での負けトレードが連続したのだ。

これは、モデルロジックの有効性を感じさせつつも、極端なボラティリティが最終的な利益確定を難しくした結果である。

全体的な感触としては、ナノモデルが、乱高下するボラタイルな相場においても、極めて有効であることを体感させている。

ナノ・ディップモデルについて

ナノ・モメンタムモデルについて

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