2025/7月の成績

Last Updated on 2025年8月3日 by ぷーやん

今月の日経平均株価は、前月と比較してわずかに上昇したものの、相場全体のボラティリティは著しく低下し、値幅が極端に小さくなった。

つまり、短期的な価格変動が抑制され、活発な値動きが見られなくなった状態にある。

このようなボラティリティの低下は、特に短期トレードを主体とする運用手法にとって非常に大きな影響を与えている。

トレードの収益源となる値幅が狭まったことで、エントリーとエグジットのタイミングが極めてシビアになり、従来通りの成果を上げにくい相場状況となっている。

ただし、日経VI(ボラティリティ・インデックス)は依然として20ポイントを上回る水準で推移しており、完全にボラティリティが消失したわけではない。とはいえ、ここまで続いてきた高ボラティリティ相場に対する反動のような動きが出ている印象を受ける。

このような背景の中で運用されているモデルについて見ると、依然として全体的には低空飛行が続いている状況にある。しかしながら、最近になってわずかに底打ちの気配が感じられ、極端な下落傾向は一段落しつつあるようにも見える。

個別の短期戦略モデルの動向を確認すると、スイングトレード型のモデルについては今月大きな損失を被った。一方、その他のモデルについては概ね安定した動きを見せており、全体としては収支が均衡する、いわば「トントン」といった水準で今月を終える結果となった。

このようなモデルの損益動向から相場の性質を読み解くと、特にイブニングセッションから翌営業日にかけての相場では、値動きに一貫性がなく、途中で方向感が急激に変わる場面が多く見受けられる。そのため、継続的なトレンド相場とはならず、トレンドフォロー型のアプローチが機能しにくい環境となっている。

一方で、東京時間の相場展開に限定してみると、比較的素直な値動きが多く見られ、短期トレードにおける戦略モデルが有効に機能している感触がある。相場が方向感のない、いわば千鳥足のような動きを見せる背景には、主にニューヨーク市場の影響が強く作用していると考えられる。

現時点では、東京時間に特化した短期トレードモデルが、最も安定して成果を上げているセグメントであり、この時間帯の取引戦略に注力することが現状の環境においては最も効果的であるといえる。

日経VI指数

2025/7月成績 

(ミニ1枚)
ドテン(標準)-52000円
ドテン(ST1)  +57000円
ドテン(ST2)  +26500円
スイング   -247500円
スイング・Harvest +81,000円(最高益更新)
東京デイver2.0(順)-23500円
東京デイ(逆)+99500円(最高益更新)

計 -7500円

月次 2024年~ 

日付ドテン標準ドテンST1ドテンST2スイングデイ順デイ逆スイング
・Harvest
損益計
2024/1139,500192,500204,000-59,50054,000-180,000302,000514,000
2024/280,500191,500143,500211,000-20,5005,00053,500699,000
2024/3-284,000152,500-146,500-38,50021,50057,500-30,500-90,000
2024/4-116,00041,000-117,50082,000101,500109,50071,000198,500
2024/5-188,000189,500-163,500155,000-34,00087,000150,50036,500
2024/6-364,000-80,000-110,50031,500-36,000-35,000116,000-331,000
2024/7410,500474,500418,50024,000181,50042,000173,5001,747,500
2024/896,500998,000637,000642,00021,500-4,500-24,0002,849,000
2024/944,00081,000-20,50053,500116,500211,500275,000810,500
2024/10144,500-201,500125,000162,000-80,500209,500407,000903,500
2024/11-400,000-165,500-110,00041,000111,00099,500190,000-382,500
2024/12-255,500-18,000-114,500-81,50033,000+76,000-11,500-594,500
2025/1-215,000169,000-29,50041,00042,000+73,000182,50093,500
2025/2-87,500-146,50016,00046,000-52,000+33,500+38,000-168,000
2025/374,500-6,500-346,000-71,50083,500-68,000+111,000-413,000
2025/4-506,000+99,000-138,000137,000-56,000+6,000-54,000-709,000
2025/5-453,500+31,000-409,500-201,0004,000+89,500+18,000-957,500
2025/6-263,500-166,500+1,000-20,50023,000-5,500+81,500-350,500
2025/7-52000+57000+26500-247500-23,500+99500+81000-7500

ドテンモデル(標準+ST1+ST2)

2025/7月

ドテン(標準)-52000円
ドテン(ST1)  +57000円
ドテン(ST2)  +26500円

ドテンモデルに関して述べると、まず標準版について触れる必要がある。

7月の実績も引き続きマイナスとなり、依然として厳しい状況にあることは否めない。ただし、チャートや挙動の変化を細かく観察すると、完全に悲観する段階は過ぎつつあり、わずかながら底打ちの兆しが現れてきているようにも見受けられる。

対照的に、ST1およびST2といった他の派生モデルにおいては、それぞれ一定のプラス成績を確保しており、現時点では比較的堅調な推移を見せている。これらのモデルにおいても、底を打ったような印象を受ける場面が増えており、全体として回復傾向にあるという仮説に対する補強材料といえる。

ただし、全体相場の環境としては「夏枯れ相場」が意識される局面にあり、流動性の低下や取引の停滞といった季節的要因が影響を及ぼしてくる可能性が高いという点には引き続き注意が必要。

とはいえ、これまでのような急激な上下動を繰り返すトリッキーな相場からは徐々に脱却しつつあり、ある程度の落ち着きを取り戻しながら、緩やかながら方向感を持ったトレンド相場への移行が進行しつつあるような状況に入りつつあるとも解釈できる。

このような相場環境の変化において注視すべき最大の転換点は、やはり標準タイプのドテンモデルが回復の兆しを見せるか否かという点に集約される。

このモデルが明確な改善傾向を示し始めたとき、相場全体が本格的にトレンドフェーズへと回帰する可能性が高まり、戦略の再構築が必要となる局面が訪れる。

そのため、たとえ実際にトレードを行わない場面においても、この標準ドテンモデルの損益推移を定点的に監視する意義は極めて大きい。

なぜなら、このモデルが単なる運用パフォーマンスを示す指標にとどまらず、相場環境の安定性や方向性といった根本的な構造を測るための一種の環境インジケーターとして機能しているからである。

従って、トレードの有無にかかわらず、このモデルの損益を継続的に監視することは、相場の地合いを把握し、次なる展開に備えるうえで不可欠な取り組みといえる。

年次 2015年~

スイングモデルスイングHarvestモデル】ミニ1枚あたり

2025/7月

スイング -247500円
スイング・Harvest  +81,000円(最高益更新)

年次 2015~

スイングモデルに関して言えば、7月は終始まったく良い局面が見られず、振り返ってみても成果らしい成果が得られないまま月末を迎えることとなった。月間成績はマイナスで終え、損益は赤字圏に突入。非常に厳しい1ヶ月となった。

ここにきて年初来の累積損益もマイナス圏に沈み始めており、今後の回復には不透明感が漂っている。現段階では明確な反転の兆しは見えておらず、見通しは依然として厳しい状況にある。

今回の成績悪化の主な原因は、ナイトセッション、つまり日本時間の深夜から明け方にかけてのニューヨーク時間の値動きにある。

最近はこの時間帯の相場は方向感が非常に乏しく、明確なトレンドが形成されることが少ない。そのため、スイングモデルのトレンドフォロー型シグナルの多くが機能せず、結果として「騙し」サインが頻発。エントリー後に反転する動きが相次ぎ、損失に直結するケースが目立った。

現状の相場環境においては、トレンドに追随する戦略、いわゆる順張り戦略よりも、一時的な過熱感や過剰な動きに対して逆方向に仕掛ける逆張り戦略の方が、はるかに機能している。言い換えれば、現在のように方向感がなく上下動が激しい状況下では、トレンドフォローは機能しにくく、逆張りの方が優位性を発揮しやすい。

こうした相場環境に適応しているのが、逆張り系のスイング戦略である「スイング・ハーベストモデル」。

このモデルは、現在のように明確な方向性が出にくい相場との親和性が高く、直近では非常に順調な成果を挙げている。市場のノイズを逆手に取るアプローチが功を奏し、着実にパフォーマンスを積み重ねている状況。

本来であれば、トレンドフォロー型と逆張り型という2つの異なる性質の戦略を併用し、両者のバランスを取りながら運用するのが最も理想的な形。しかし、現時点ではトレンドフォロー型のスイングモデルが市場にフィットしておらず、想定されたような成果を発揮できていないのが実情。

一刻も早く、再び明確なトレンドが市場に現れ、トレンドフォロー型戦略が本来のパフォーマンスを発揮できるような相場状況の回復を願いたいところ。

東京時間デイトレ(順張り+逆張り)

2025/7月

東京デイver2.0(順)-23500円
東京デイ(逆)+99500円(最高益更新)

2015~

東京時間におけるデイトレードのモデルに関しては、今月は非常に安定した成績を維持しながら、最終的にはしっかりとプラスの結果で月を締めくくることができた。

特に顕著だったのは、東京市場の取引時間中における相場の値動きが、全体的に見て非常に素直で分かりやすい傾向にあったという点である。

こうした素直な値動きが見られたのは、7月という時期の特徴とも言えるが、実際のところ東京時間における相場の流れは一貫しており、無駄なノイズや突発的な乱高下が少なく、トレンドが読み取りやすい相場状況が続いていたことが大きい。

このような背景もあって、デイトレード用に構築されている順張りおよび逆張りの2つのトレーディングモデルが非常にうまく機能し、両者が相互に補完し合う形で安定した成果を上げることができている。

特に、ナイトセッションにおいて見られるようなトリッキーで予測困難な値動きとは対照的に、東京時間のマーケットは短期的な取引、つまりデイトレードにとっては非常に取り組みやすく、エントリーやエグジットのタイミングも比較的精度高く判断できる局面が多かった。

最近の傾向として、東京時間における取引においては、極端なボラティリティや突発的なニュースによる急変動といった大きなリスク要因があまり見受けられず、リスク管理の面でも比較的ストレスが少なく、安心してトレードに集中できる時間帯となっている。

そうした意味でも、現在の東京時間を主軸としたデイトレードのモデルは、非常に安定性が高く、実運用においても信頼を置ける仕上がりになっていると言える。

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