【株式投資】世界大恐慌を予言したエドガー・ケイシーという霊能力者

Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

エドガー・ケイシー。

1877年に生まれたアメリカ人で、とても有名な霊能者である。

日本でも一時、心霊ファンの間で「エドガー・ケイシー・ブーム」というのがあり、もしかしたらあなたも一度は聞いたことのある人物の名前かもしれない。

エドガ・ケイシーの名前を一躍有名にしたのはなんといっても「病気治し」に関する奇跡だろう。

本人が睡眠状態に陥いると、潜在意識のほうから患者の病気の治し方について、さまざまなメッセージが送られてくるというものである。

そしてその処方箋通りに薬を調合したりすると、その通り治り、奇跡が数多く起こった。

いわゆるトランス状態に陥り、自分の表面意識が眠った状態になると、そのような事ができたという。

彼を有名にした理由の2番目は予定能力である。

同じくトランス状態にあってリーディングをすると、未来予知ができたのだ。

その人の未来、あるいは国の未来、大陸の未来、こうしたことを数多く予言し的中させたのである。

具体的には、世界大恐慌、第二次世界大戦の日独伊の三国同盟、ケネディー大統領の暗殺などをすでに予言していた。

特に健康・治療分野に関しては、医学的知識が全くないにもかかわらず、睡眠状態に陥ると、すらすらと医学の専門用語が勝手に口から出てきて、医者も見放すほどの重症患者に対して的確な治療方法を伝え、多くの患者を救った。

まるでイエス・キリストの再来である。

こうした噂を聞きつけた医者が全米から駆け付け、自分の患者に対してのアドバイスを求める為にエドガー・ケイシーのもとに殺到するようになった。

またウォール街の投資家の中には、こうした予知能力を利用して「来週上がる株はどれか?」とケイシーにアドバイスを求めに来る者も続出した。

未来予測できるということは、ドラえもんが突然目の前に現れたということであり、株やギャンブルで大儲けしようと企む奴が続出するのは当然であろう。

睡眠中に未来を語ったことをエドガー・ケイシーは全く記憶していないので、あとで自分の予知能力がこうした欲にまみれた目的で使われると、その後必ず激しい頭痛が襲ってくるようになったという。

実際に存在したドラえもんと言えば、エドガー・ケイシーからお𠮟りを受けるかもしれないが、世の中にはまだまだ科学で解明できないことの方が遥かに多いようである。

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