金融危機の再来か?ボラティリティが急激に上昇し大きく動き出したマーケット

Last Updated on 2023年3月14日 by ぷーやん


米国シリコンバレーの銀行破綻をきっかけに、にわかにきな臭くなってきたマーケット。

こうした動きを見た日本の投資家は、「すわ、リーマンショックの再来か?」とちょっとしたパニックに陥っているという。

日経平均株価も先週の木曜日から大きく下落し、下げ止まりの気配がみられずまだまだ下がる気配。

シリコンバレー銀行の破綻は、急激な金利上昇により、投資していた米国債の含み損がとんでもないくらいに大きくなってしまったのが原因だ。

集めた預金の大半を米国債に投資していたので、ちょっとした預金の流出があると金庫のお金が無くなってしまう。

更に預金の引き出しがあると、満期まで持っていたらちゃんと元本保証で変換される米国債を、換金する為に泣く泣く損切りする羽目に陥る。

政府はこのような銀行はレアなケースで、他の金融機関への影響は全くないというが、銀行のビジネスモデルなど、どこも似たようなもので大差はない。

日本の地方銀行もがっつりと米国債を買っているはずなので、シリコンバレー銀行と同様に凄まじい含み損を抱えているはずである。

今年は日本の地方銀行が大きな試練に立たされ、崩壊のカウントダウンが始まるような予感がする。

今年に入ってからすっかり鳴りを潜めていたマーケットだが、先週から急激にボラティリティが上昇し、ついに標準レベルの20を突破。


今までおとなしかったマーケットが一気に暴れ出しそうなムードになってきた。

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