Last Updated on 2023年7月14日 by ぷーやん
食べ物というのは、食べたら無くなるので、工業製品のように長持ちしてあまりリピートされないことを考えたら、当たり前だが極めてリピート率の高い商品である。
何しろ作った傍から人が食べて消化してくれるので、製造メーカーのように在庫で苦しむこともない。
日本マクドナルドを作った藤田田社長は、書籍の中で「商売は口と女を狙え」と言った。
「口」とは食べ物の事で、食べたら無くなるので、無限に供給できて儲かる。
「女」というのは、世の中の消費は女性が主導権を握っているので、女性に好かれる商品やサービスを提供すれば儲かるということらしい。
だから商売するなら、「口と女」を狙うのが一番だという訳である。
中でもラーメンは日本の国民食なので、多くのお店がリピーターのお陰で儲かっている。
そこで駅前には必ずと言っていい程店を構えている「日高屋」の財務状況はどうなのかを、例のキャッシュフロー・マトリックスで調べてみた。
こちらはハイデイ日高の2013年~の株価チャート
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こちらはキャッシュフロー・マトリックス
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横軸が営業キャッシュフローで、縦軸が投資キャッシュフローを表している。
右に行くほどキャッシュフローが増え、上に行くほど投資キャッシュフローが増える。
右下のセルにあり、尚且つラインの上にプロットされていると、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローのバランスが最適と言われ、日高屋の財務はほとんどこのエリアにプロットされており、経営が極めて安定しているのがわかる。
かといって今すぐに日高屋の株を買っても地合いが悪ければ株は下がるし、長期に保有してもこれ以上劇的に成長するとも思えない。
そこで財務的には全く問題のない日高屋株の株をデイトレで儲ける方法を考えた。
文字通り誰でも簡単にできる方法だ。
皆が一斉にこのやり方を真似したら、ダメになるかもしれないが、折角教えても実際にはほとんどの人はやらないので、はっきり言って、やったもの勝ちである。
そこでこのブログを見ているあなただけに、こっそりとやり方をお教えしよう。
株のデイトレでその日の方向を占うのに一番最適な方法は、米国株を見る事である。
特にラーメン屋さんの株は、S&P500の値動きを確認するだけで、驚くほどうまくいくことを見つけてしまった。
やり方はこうだ。
まず朝のS&P500の前日比を確認する。
S&P500が前日比で上昇していれば、その日はトレードを見送る。
S&P500が前日比で下落していればチャンスだ。寄り付きで買いを入れて、その日の大引けで決済しよう
やることはこれだけだ。
2013年~2023年6月までの検証結果はこの通り見事な右肩上がり。
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ザクっとした単利計算で、年利+10%くらいの利回りが期待できる
当たり前だが、これを複利で回せばもっとスゴイ事になる
なぜS&P500が下がると、ラーメン屋さんの株が上がるのかはよくわからないが、米国株が下落して景気悪化の嫌なイメージから、景気の影響を受けないラーメン屋さんの株がディフェンシブ的に買われるのだろうか。
もしかしたら、ラーメン屋さん以外の飲食関連の株も同じ傾向があるのかもしれないので、暇な人は一度調べてみればいいだろう。
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