Last Updated on 2019年12月27日 by ぷーやん
相場の変動リスクを避けて利益を狙うロングショート戦略
久しぶりの勉強会のご案内。
テーマは、「先物を使ったロング・ショート戦略」
これから相場が上がるか下がるかを予想して株や先物の売買をするのがトレーダーの仕事だ。
その勝率はうまく行く人でせいぜい50%を少し上回るくらいで、なかなか思うように稼げない。
儲けたいけどリスクは取りたくないというのは誰しもが思うことで、相場が上がっても下がっても勝てればこんなに楽しいことはない。
そこで相場の変動リスクを避けて利益を狙うやり方がロングショート戦略だ。
ロングショートは銘柄の組み合わせが命
ロングショート戦略は、相対的に割安と思われる銘柄を買い、割高と思われる銘柄を売るという2つのポジションを組み合わせる運用方法だ。
買いだけではマーケット全体が下落した場合に大きな損失を被るので、売りポジションを持つことでヘッジを行う。
ロングショートは銘柄の組み合わせが命なので、ここの選択を誤るとロングショートと言えども損失を被ることになる。
ヘッジファンドが行うロングショート戦略は、これに相場感をプラスし、相場が上がりそうだと思えば買いを多く持ち、下がりそうだと思えば売りを多く持つ。
つまりロングショートであるが、さまざまな経済指標やイベントなどを常に把握するようなマクロ経済分析が必要になる。
僕が考えたロングショート戦略は、相場感というものを一切排除
僕が考えたロングショート戦略は、この一番当てにならない相場感というものを一切排除し、銘柄間の相関や値動きパターンなどから銘柄を組み合わるのが大きな特徴だ。
ロングショート戦略は個別株のように銘柄選択が沢山できる方が有利であるが、何十銘柄も投資するには投資金額も大きくなるので資金の少ない個人投資家にはやりたくてもできない。
資金が多い方が投資に有利だという理由は、多くの銘柄に分散投資することでリスクを薄めることが可能になるということだ。
直近6年間の月間勝率は95%
例えばこれは個別株・80銘柄に分散したロングショート戦略の検証だが、直近6年間で負けた月はわずか3回で、月間勝率は優に95%を超えるという安定感だ。
↓
グラフを見ると驚くばかりの安定感だが、80銘柄へ投資するのに1億円の投資資金が必要だ。
1億円の投資資金がある人は黙って80銘柄へ投資するロングショート戦略をするだけで余計なことは一切する必要はないだろう。
しかし1億円の投資資金がないその他大勢の人はどうすればいいか。
より少ない資金で安定したロングショート戦略
そこで指数先物を使ったロングショート戦略のご提案である。
個別銘柄のように多くの銘柄に分散投資はできないが、その代わりレバレッジが効く3銘柄の指数先物に分散投資して、より少ない資金で安定したロングショート戦略を行おうというものだ。
分散投資する3銘柄は、225先物、Topix先物、JPX400先物
この3銘柄の割高、割安を判断し、サイコロ投資のように毎日トレードを行うデイトレスタイルのロングショート戦略になる。
3銘柄の売買サインは、エクセルのマクロボタンを押すと表示され、朝の寄り付きの8時45分までに注文をいれると後はその日の大引け(15時15分)に自動決済される。
サイコロ投資をしている人ならやり方は全く同じだ。
【トレード成績】
2016年7月~2019年12月現在
ロット1枚
損益 +538,000円
勝率 52.9%
シャープレシオ 0.09
最大ドローダウン 91,500円
↓
【パフォーマンス】
リスク50%の場合の必要運用資金の計算(目安)
283,000円 (最大ドローダウン 91,500円÷50% + 証拠金約10万円)
リスク別パフォーマンス
リスク10% 年利15%
リスク30% 年利40%
リスク50% 年利58%
リスク100% 年利90%
1枚あたりの証拠金(松井証券1日先物口座 12月現在)
日経225mini 35,000円
TOPIX先物 23,000円
マザーズ指数先物 29,500円
JPX400先物 19,500円
【注文方法】
エクセルのマクロボタンを押すと、自動でネットからデータ取り込み、売買サインが表示される。
8時45分までに注文すると後は自動で当日の大引け(15時15分)で自動決済。
【必要なソフト】
マイクロソフトエクセル
マクロ仕様はWindows限定
手動ならMAC可
【推奨証券会社】
松井証券・1日先物口座
↓
【内容】
●ロングショート戦略のロジック
●自動サインファイル(エクセル)
●システム内容・操作説明ファイル(PDF)
【料金】
75,000円