Last Updated on 2025年8月17日 by ぷーやん

日経インバースETFが盛り上がる理由と使い方の極意
最近の日本株市場はまさに「熱気ムンムン」と言える状態。

日経平均株価は連日の最高値更新を続け、投資家の期待感を大きく膨らませている。しかし、この相場の盛り上がり方は尋常ではなく、さすがに警戒感を抱かざるを得ない。株価の上昇があまりにも急激で、相場の曲がり角がどこにあるのか予測が難しいほど。
こうした中で注目を集めているのが、逆張り好きの日本人投資家に人気の「日経インバースETF」。日経平均株価の上昇で割高感が目立つ今、このETFの出来高が急増している。
日経インバースETFとは
日経インバースETF、正式には「日経ダブルインバースETF」は、日経平均株価の動きに対して逆方向に動き、かつその変動幅が2倍になる設計。
例えば、日経平均が1%下落した場合、このETFは理論上2%上昇する。この特徴が、ギャンブル的な投資スタイルを好む投資家にとって非常に魅力的で、大きな利益を狙えるチャンスになる。
ただし、誤解してはいけないのは、このETFは長期保有してはいけないということ。
長期で持ち続けると、相場の上下変動の影響で資産が大きく目減りする。短期勝負に特化したデイトレ専用の武器で、デイトレに自信のあるトレーダーにとっては絶好のツールになる。
盛り上がる相場での戦略
今年のように日経平均が連日最高値を更新している相場で、このETFをどう活用するか。答えは前日の米国株市場、特にS&P500の動向を注視することにある。
下のグラフは今年の日経ダブルインバースETFの東京時間の値動きと、SP500指数との相関を表したもので、青のラインは前日にSP500が上昇した時、オレンジはSP500が下落したときの値動きだ。
↓

統計的に、S&P500が上昇した翌日は日経平均が反動的に下落する傾向が強い。
このタイミングで日経インバースETFを購入すると、下落局面で利益を出せる可能性が高まる。逆に、S&P500が下落した翌日は日経平均も高い確率で上昇するため、このETFを使うのは控える。
なぜS&P500が上昇した翌日は東京市場が下がるのか
S&P500はアメリカの主要企業500社の株価を集めた指数で、世界中の投資家が注目している。
S&P500が前日に上昇すると、世界の投資家はアメリカ株に資金を集中させたことを意味する。このとき東京市場の投資家は、利益確定の売りを増やす傾向が強くなる。
さらに、連日の日本株上昇で「ここで一旦調整した方が安全」という心理が働き、日経平均は反落しやすくなる。
この仕組みを理解することで、日経インバースETFは単なるギャンブル的な商品ではなく、データと戦略に基づいた強力な武器になる。
前日のS&P500上昇を「東京市場が下がる予兆」として捉えれば、短期的な逆張りで利益を狙う戦略が成立する。
まとめ
- 日経インバースETFは日経平均の動きの逆方向に2倍で動く短期投資専用のETF
- 長期保有は大損のリスクがあるため絶対に避ける
- デイトレに強い投資家にとって非常に強力な武器
- 前日のS&P500が上昇した翌日を狙うことで利益のチャンスがある
- 逆にS&P500が下落した翌日は使用しない
相場が熱く盛り上がる今だからこそ、リスクを理解し、データに基づいた戦略で日経インバースETFを活用すれば、逆張り戦略はさらに強力になる。
東京市場の短期的な上下動を恐れず、計算された逆張りを仕掛けることが成功へのカギとなる。
続編があります。こちらも是非ご覧ください
日経ダブルインバース ETFの研究
応援よろしくお願いします!
先物・オプションランキング メルマガ詳細
