【株式投資】兜町の風雲児の波乱万丈な相場人生

Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

戦後最大の株式投資の詐欺事件として世間を騒がせた「投資ジャーナル事件」というのがあった。

実は僕が株に興味を持ち始めたのは、この事件がきっかけだ。

当時はあまり事件の内容については把握していなかったが、一人で何百億円というお金を株で運用していたという事実に、素直に「スゴイ人がいるもんだ」と感心した。

投資ジャーナルの代表をしていたのが、中江滋樹という男で、風貌はまるでオウム真理教の麻原彰晃と瓜二つである。

見るからに胡散臭そうな風貌のこの男の自伝が発売されたので早速読んでみた。

小学生5年で始めた株式投資でいきなり利益を出し、そのまま株の世界へ。

その後、兜町の風雲児との異名をとり、絶頂期を迎える。

人脈がまたすごく、ソフトバンクGの孫正義がまだ25歳でベンチャー駆け出しの頃に出会ったり、今は亡き日本マクドナルド創業者の藤田田から株の運用を頼まれ断ったり、田中角栄や政界のフィクサーと言われた笹川良一などとも交流があったというから驚いた。

変わっていたのは子供の時からで、この頃からすでにお金に対する独特の考えを持っていたようで、ちょっとした外食で家族がステーキを食べるときでも、自分だけオムライスにしてもらい、差額分を小遣いにしてもらったという。

この事件の元となったのは、「10倍融資」というもの。

10倍融資とは、100万円の元手に対して900万円を貸し付けて1000万円分の投資ができるという、言わば禁じ手である。

投資家に元手資金の10倍まで貸し付けるアイデアを思いつき、莫大な資金をかき集めた。

この10倍融資のからくりがとても興味深いのだが、ネタばれになるのでご興味のある方は書籍を読んでいただきたい。

中江が晩年、相場について語っていたことで興味深かったのは、今の時代は日本株の個別銘柄を一生懸命やってももう無理だという。

投資の対象となるのは、指数先物、商品先物、FXなどだが、中でもFXが一番分かりやすいのだとか。

「今の相場は大きく下がったりしているから、戻りを売れば儲かる」

「相場に勝つには、売りを中心にしなければならない。ところがみんな売りをようやらん。僕に言わせれば、買いしかない奴はアホだよ。売りをできる人がいないね」

うーん、まあ同感するのもあるし、ホンマかいな?と思うのを多いけど、こんな男がいたんだなと思いながら本を読んでいた。

最盛期には毎日2億くらい相場で儲けて、銀座や赤坂で毎日豪遊していた男が、最後には無一文になり、ボロアパートに住んで、そのアパートが火事になり焼死するという最後を遂げている。

「僕には相場しかない・・」

最後のインタビューでこう答えていた中江滋樹という男の波乱万丈の人生である。

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