Last Updated on 2023年7月21日 by ぷーやん
日本株がバブル崩壊以来の大盛り上がりで、このタイミングで証券会社に新規口座を開いた、にわか投資家も多いと聞く。
一方、インフレ対策による金利上昇で、これから株式市場は大きな下落に見舞われると指摘する専門家も多い。
「所詮、株は上がるか下がるか、などわかるわけが無い」と高をくくってしまうのは簡単だが、できれば持ち株が紙切れになるような大暴落だけは避けたい。
特に長期投資している投資家にとっては、絶対に巻き込まれたくないのが暴落だ。
もしこれからマーケットが大暴落するのかが事前に察知できれば、これほどの福音は無いだろう。
株の暴落を予測することができれば、わずか数日でリスクを低く抑えながら、ごみのような値段のプットオプションを大量に買うことで、巨大な利益を出す事だって可能になる。
普通に株を買うよりもずっとおいしい話だ。
しかしそんな都合良く暴落を事前に察知する事などできるのだろうか?
ところが、世の中にはやはり天才はいるもので、「ディディエ・ソネット」という物理学者が暴落を事前に察知する理論を発見した。
ソネットは、マーケットの値動きの波の形を分析すれば、臨界点に到達するタイミングを予測できることを発見した。
地震や雪崩、燃料タンクの破裂など、これらの現象が起こる前のデータには、必ず同じようなパターンの動きがあるという。
実際にソネットはこのパターンを利用して、1997年10月のNYダウの暴落を事前に知り、400%の利益を上げた。
それ以降、1998年のロシアのルーブル暴落によるLTCMの破綻や、2000年のインターネットバブルの崩壊など、次々とこれらの暴落を的確に予想していたというから驚きだ。
ソネットは、この暴落のメカニズムを「ドラゴン・キング理論」として確立した恐るべき物理学者なのである。
ドラゴン・キング理論を簡単に説明すると、ブラックスワンのような暴落は、事前に足音を立てながら近づいて来るものが沢山あるという。
その足音は多くの場合、対数周期パターンと呼ばれる形を取っている。
破滅的な出来事の接近を示す、特別なデータの振動だ。
全体が自己組織化され、正のフィードバックと増幅のプロセスが整っているときにだけ、対数周期パターンは現れる。
それに続いてやって来るのは、ただのかすり傷どころではない、本当の大惨事だ。
「ドラゴン・キング理論」は今もまだ発展段階だが、これをうまく利用すると、あらゆる相場で暴落機会を事前にキャッチすることが可能になる。
暴落が事前にわかれば、プットを買うなり、空売りするなりで、短期間に大きな利益を得られるだろう。
まさに「ドラゴン・キング」は夢のある手法なのかもしれない。
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