返済期間50年の住宅ローンに群がる若者

返済期間50年の住宅ローンに群がる若者

俺の財布に少しくらいお金を入れてくれよ

世界的な金融緩和で溢れたお金が溢れている。

財布の中身が寂しい人には、世の中にお金が溢れかえって行き場がないと聞き、「それなら俺の財布に少しくらい入れてくれよ」と思わずボヤいてしまいそうだ。

世界的に景気が悪くなっている中で、投資家はリスクを取りたくない傾向が益々強まり、株や設備投資などには目もくれず、債券をひたすら買っている。

現在、世界の債券の4割が金利1%未満という低水準になり、投資家は少しでも高い金利を稼ぎたいと、50年や100年といった超長期債に手を出している。

100年債となると生きている間に償還はされない期間で、過去デフォルトに劣ったアルゼンチンが発行したということだが、今となってはオーストラリアやメキシコなど発行する国が増えている。

20代でも50年ローンを組めば都内のタワーマンションに手が届く

こういった傾向は住宅ローンにも広がり、金利固定型の返済期間が50年のものも存在する。

融資上限も8000万円まで拡大され、頭金の少ない20代でも50年ローンを組めば都内のタワーマンションに手が届く計算になる。

100年債や50年の住宅ローンなど少し前には考えられなかったが、金融緩和の影響でお金が余り、こうした現象は明らかな異常事態の感じさえする