ノーベル化学賞を取ったリチウム電池は血と汗と涙の結晶。 イチローも語る、「こつこつやり続けることが、とんでもないところに行く唯一の道 」は相場も同じ。

Last Updated on 2021年9月17日 by ぷーやん

ノーベル化学賞を取ったリチウム電池は血と汗と涙の結晶

我々の生活には欠かすことのできない極めて重要な製品

2019年のノーベル化学賞を旭化成の吉野さんが受賞。

今年も日本人がやってくれた。

受賞理由は「リチウムイオン電池の開発」

91年にソニーが世界に先駆けて商品化したリチウム電池は、ノートパソコンや携帯電話などに採用され、今では我々の生活には欠かすことのできない極めて重要な製品だ。

リチウム電池の市場投入から四半世紀が経過した今も、これを上回る電池は登場しておらず、需要は伸びている。

リチウム電池は日本企業が今でも世界で競争力を持っている分野の一つで、パナソニックが世界シェアNO1、素材メーカーも旭化成、東レなど日本企業が占めている。

こつこつやり続けることが、とんでもないところに行く唯一の道

吉野さんがインタビューでこう答えている。

無駄なことをいっぱいしないと新しいことは生まれてこない。自分の好奇心に基づいて新しい現象を見つけることを一生懸命やることが必要」

今はこつこつ努力することが何となくダサくてカッコ悪く、何でも効率よくシュシュっとスマートにこなすことがクールだという風潮が特に若い人の間で顕著に見られる。

小手先のアイデアなどはシュシュっと思いつくだろうが、皆がスゴイと思うようなアイデアや製品は、スマートにシュシュっとカッコよくできるものではない。

相場の研究とノーベル化学賞を取ったリチウム電池の研究を比較するのもアレだが、地味な事を情熱を持ってこつこつやり続けた結果が、とんでもないところに行く唯一の道なのだと再確認させられる。

天才バッターのイチローも全く同じことを言っている

あなたの生み出したアイデアやサービス、商品は自己満足で終わっていないだろうか...

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